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名古屋発
三菱航空機および三菱重工業は11月11日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機初号機による初飛行を実施しました。
初飛行では県営名古屋空港を離陸後、太平洋側の空域を利用し、上昇、下降、旋回などの基本特性の確認を約1時間半かけ実施しました。
三菱航空機森本社長は「これまでの皆様の多大なるご協力により、本日MRJは無事、大空に飛び立つことができました。今後、さらに気を引き締め、型式証明取得、初号機納入に向け邁進していきます。」と述べました。また、機長を務めた安村操縦士は「MRJの操縦性は、期待以上のものでした。大変快適なフライトでした。」と述べました。
両社は今後、国内での飛行試験を継続し、2016年第2四半期から、米国モーゼスレイク市(ワシントン州)のグラント・カウンティ国際空港を拠点とした飛行試験を行い、2017年第2四半期の量産初号機納入を目指します。
両社は今後も、MRJプロジェクトの成功に向けて全力で取り組んでいきます。
以 上
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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