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三菱重工交通・建設エンジニアリングと成田国際空港が共同開発契約を締結
世界初、ICT・IoT技術を活用した完全無人自動運転・旅客搭乗橋の実装目指す

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◆ 自動化により、作業の高度化・効率化を図るとともに、労働力不足に起因する課題の解決に貢献
◆ 4月20日から自動運転機能の実運用を開始、2025年9月に完全無人自動運転の実用化を目指す

第2旅客ターミナル(T2)67番搭乗口

三菱重工グループの三菱重工交通・建設エンジニアリング株式会社(社長:磯田 厚志、本社:横浜市西区)は、日本最大の国際拠点空港である成田国際空港株式会社(本社:千葉県成田市)との間で、ICT・IoT技術を活用した世界初の完全無人自動運転による旅客搭乗橋(ターミナルビルと航空機を接続する旅客サービス設備)の実装に向けた共同開発契約を締結しました。無人での旅客搭乗橋装着を可能とすることで、空港ターミナルビルにおけるグランドハンドリング作業の高度化・効率化を図るとともに、労働力不足に起因する課題の解決に貢献します。

プロジェクトの第一弾として4月20日から、同空港第2旅客ターミナルの67番搭乗口において、安全で高効率かつ高精度に旅客搭乗橋を装着する自動運転機能の実運用を開始しました。カメラ映像を画像解析することで航空機ドアを認識、操作パネルのレバーを前に倒すだけの操作で、旅客搭乗橋の移動から飛行機へ搭乗橋を装着する手前までを自動運転します。

プロジェクトは今後、タブレットなどの操作パネルによる遠隔操作や2基以上の旅客搭乗橋を機体に同時装着するなどといった、自動運転の機能向上に寄与する技術を順次開発し、最終的には「人の手を介さず航空機に装着可能な世界初の完全無人自動運転旅客搭乗橋」の実現を目指す計画です。この自動運転技術は、広島県三原市にある広島空港の旅客搭乗橋5基へ採用されることが決まっており、引き続き各空港へ納入予定です。

三菱重工交通・建設エンジニアリングは、世界初の完全無人自動運転旅客搭乗橋開発を通じて、空港内作業の高効率化・高精度化を実現するとともに乗客の安全性と快適性を提供し、交通インフラの円滑な運行に引き続き貢献していきます。


Tags: PBB
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長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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