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米国マイアミ国際空港ノースターミナル線のAPMシステムO&M契約を更新
信号などの設備更新工事と追加車両製造も併せて受注

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◆ 営業運転開始以来O&Mを担うグループ企業の米国CMSI社を通じ契約締結、期間は最長10年
◆ 三菱重工グループが一体となり、APMシステム供給からO&Mプラス高付加価値をワンストップサービスで提供

マイアミ国際空港APM

マイアミ国際空港APM

米国の空港向け全自動無人運転車両システム(APM:Automated People Mover)(注)の運行・保守(O&M:Operation and Maintenance)を手掛ける三菱重工グループのCrystal Mover Services, Inc.(CMSI、社長:James Lillie、本社:米国フロリダ州マイアミ)は、フロリダ州・マイアミ国際空港(MIA:Miami International Airport)ノースターミナル線「Miami Skytrain」向けAPMのO&M更新契約をマイアミ・デード郡航空局(Miami-Dade Aviation Department)との間で締結しました。契約期間は2022年1月から最長10年(5年プラスオプション5年)となります。併せ、信号などの設備更新工事と追加車両(2編成4両)の製造も受注しました。

全長約1.1km・4駅からなるノースターミナル線は、三菱重工グループが住友商事株式会社(以下、住友商事)と共同で1999年に建設工事を受注しました。2010年9月の営業運転開始後はCMSIがO&Mを行い、高い稼働率により安全性・信頼性を有する輸送手段を実現しています。現在は10編成20両のAPMが運行されており、今回受注した追加車両による一層の輸送力向上が期待されます。車両の製造は、三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング株式会社三原製作所で行われる予定です。

CMSIは、三菱重工の米国統括拠点である米国三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries America, Inc.)と住友商事の共同出資会社です。2009年1月の発足以降、三菱重工グループが米国のマイアミ、ワシントン・ダレス、アトランタ、オーランド、タンパの各国際空港に納入した全てのAPMのO&Mを手掛け、安全で安定した運行に貢献しています。

三菱重工グループは、今後も世界各国のサービス拠点と連携し、設備更新工事やデジタル・AI技術を取り入れた新しいソリューションの提案など、顧客ニーズに応える付加価値の高いサービスを提供していきます。また、CO2を排出しないクリーンな輸送手段であるAPMの納入を通じ、世界各地の経済発展、交通利便性向上といった地域課題への対応と解決策の提供を目指すとともに、カーボンニュートラル社会の実現にも貢献していきます。

  • ターミナル間および空港周辺施設への移動用として世界各地で利用されています。

Tags: 交通システム,O&M
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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