Press Information
◆ デュアルセンサーとデュアルイオンの採用で快適性、清潔性を追求【Sシリーズ】
◆ 高APFと高い暖房低温能力を実現【Sシリーズ】
◆ スマートスピーカー対応で操作性向上【全シリーズ】
◆ 3シリーズ計22機種のラインアップで、多様なライフスタイルに応じた心地良い空間を提供
三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:佐々倉 正彦、本社:東京都千代田区)は、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」の2023年モデル3シリーズ計22機種を4月1日から順次発売します。快適性、清潔性と高APF(Annual Performance Factor:通年エネルギー消費効率)(注1)を備え省エネ性に優れた同社最高級モデルのSシリーズ9機種、フィルター自動清掃機能を搭載した高機能モデルのRシリーズ6機種および標準モデルのTシリーズ7機種のラインアップにより、多様なライフスタイルに対応した心地良い生活空間を提供します。
新製品の特長
- デュアルセンサーとデュアルイオンの採用で快適性、清潔性を追求【Sシリーズ】
(1)デュアルセンサー(人感センサー+サーマルセンサー)が生む「快適環境」
人の動きを検知する人感センサーと人の位置および壁・床温度の変化を検知するサーマルセンサーを搭載し、その情報をもとにAIが自動で快適・省エネ(注2)に導く「AI自動快適運転」ならびに風向を自動調整する「新おまかせセンサー気流」と「風あて・風よけ運転」を実現しました。
AI自動快適運転
2つのセンサーで人やお部屋内部を見張り、自動で温度をコントロール。また、AIが部屋の冷え方/暖まり方を学習し、自動で快適かつ省エネな運転を行います。
新おまかせセンサー気流
2つのセンサーが人の活動量および壁・床温度を見張り風向をコントロールします。
マイナスイオンを放出しウイルス(注3)、細菌(注4)、カビ菌(注5)の増殖を抑制する「さわやかイオン運転」や、室内機内部にイオンとオゾンを充満させニオイや汚れの原因菌の増殖を抑制する「アクアオゾンクリーン運転」、加熱乾燥させることでカビ菌の増殖を抑制(注6)する「アクアオゾン加熱運転」を備えるなど、室内機の清潔性が向上しました。
さわやかイオン運転
高電圧で効率的にイオンを発生できるイオナイザーモジュールを採用。運転と同時にイオンを放出しウイルスや細菌、カビ菌に作用し抑制、お部屋の空気を清潔にします。
エアコン内部にオゾンとイオンを充満させニオイや汚れの原因菌を抑制します。送風運転でしっかり乾燥することでカビや菌の増殖を抑制します。また、加熱乾燥させることで熱に弱いカビ菌をさらに抑制することもできます。 - 高APFと高い暖房低温能力を実現【Sシリーズ】
銅巻線数の増加と高グレードのネオジム磁石を搭載した新圧縮機の採用、新高効率PAM制御と低損失スイッチング素子搭載のインバーターの採用、室内外機のファン径拡大や高効率モーターの採用により、省エネ性能を従来機比約14%向上(注8)、低外気温時でも十分に能力を発揮できるよう低温暖房能力は従来機比約29%向上(注9)しています。 - スマートスピーカー対応で操作性向上【全シリーズ】
従来モデルでは別売だった無線LANインターフェイスを内蔵(Sシリーズのみ)することで、外観はそのままスマートフォン(注10)からの操作を可能としました。また、別売のスマートスピーカー(注11)と連携することで声によるエアコン操作や運転状況の確認ができるようになり、操作性が向上しました。 - 3シリーズ全22機種のラインアップで、多様なライフスタイルに応じた心地良い空間を提供
3シリーズともに2022年モデルに続き、すばやく快適温度(注12)に導く「ワープ運転」、力強い風でしっかり風を届ける「JET運転」、フィルター付近の温湿度をコントロールしてバイオクリアフィルターの尿素と酵素による花粉への抑制効果を促進(注13)する「バイオクリア運転」などを搭載しています。
また、RシリーズとTシリーズでは2022年モデルと同様に室内機の高さを250mmに抑えたコンパクト設計により、ハイサッシや下がり天井などのすき間スペースにも設置可能です。一方、SシリーズとRシリーズでは、グループ会社の三菱重工冷熱株式会社が製造・販売しているハイブリッド加熱気化式加湿器「roomist」SHKシリーズとの連動運転機能を2022年モデル同様に搭載しており、温度と湿度を最適にコントロールできます。
このほか、全シリーズで飲料メーカーである株式会社伊藤園独自の技術「茶殻リサイクルシステム」により茶殻をアップサイクルした“茶殻配合樹脂”を原料としたフィルターホルダーを搭載し、環境保全に貢献します。
(1)コンパクトボディですきまスペースにも設置可能【R・Tシリーズ】
高さ250mmのコンパクト設計で、マンションの下がり天井やハイサッシのリビングにも設置可能です。
(2)茶殻を有効利用したフィルターホルダー【全シリーズ】
伊藤園が取り組む「茶殻リサイクルシステム」により生まれた″茶殻配合樹脂“を有効資源として使用したフィルターホルダーを全シリーズで搭載しています。■Sシリーズ概要
■Rシリーズ概要
■Tシリーズ概要
■主な機能一覧
- 1年間を通じて冷暖房を行うために必要な能力の総和を冷暖房機器のエネルギー消費量で割った性能評価指数です。値が大きいほど省エネ性に優れています。
- 2三菱重工サーマルシステムズ環境試験室(洋室14畳)においてSRK4023S2で測定。使用状況、温度・湿度により効果は異なります。
<冷房運転>外気温35℃、風量「自動」において、室温安定時1時間当たりの積算消費電力量の比較。
【AI自動快適運転時】活動量小1メッツ相当の場合307Wh【通常運転時】350Wh
<暖房運転>外気温7℃、風量「自動」において、室温安定時1時間当たりの積算消費電力量の比較。
【AI自動快適運転時】活動量大3メッツ相当の場合411Wh【通常運転時】503Wh - 3【試験機関】一般財団法人北里環境科学センター【試験番号】北生発2022_2227号
【試験方法】25m³の密閉試験室内にウイルス(1種類)を浮遊させ、送風運転(バイオクリアフィルター)+イオン運転でエアコンを運転。一定時間後に試験室内の浮遊ウイルスを捕集し、ウイルス感染価を測定。
【試験対象】浮遊ウイルス(1種類)【試験結果】138分後で99%抑制
試験環境で行われたものであり、実使用環境によるものではありません。 - 4【試験機関】一般財団法人北里環境科学センター【試験番号】北生発2022_1227号
【試験方法】25m³の試験室内に細菌(1種類)を浮遊させ、送風運転(バイオクリアフィルター)+イオン運転でエアコンを運転。一定時間後に試験室内の浮遊細菌を捕集し、細菌数を測定。
【試験対象】浮遊細菌(1種類)【試験結果】145分で99%抑制
試験環境で行われたものであり、実使用環境によるものではありません。 - 5【試験機関】一般財団法人北里環境科学センター【試験番号】北生発2022_0227号
【試験方法】25m³の試験室内にカビ菌(1種類)を浮遊させ、送風運転(バイオクリアフィルター)+イオン運転でエアコンを運転。一定時間後に試験室内の浮遊カビ菌を捕集し、カビ数を測定。
【試験対象】浮遊カビ菌(1種類)【試験結果】139分後で99%抑制
試験環境で浮遊カビ菌(1種類)に関して測定したものであり、実環境下で他の種類のカビについても同等の効果が得られることを 保証するものではありません。 - 6エアコン内部にカビセンサー(一般社団法人カビ予報研究室製)を設置して、室内27℃・室外30℃にて10日間(1日当たり冷房4時間運転)後のアクアオゾン加熱運転ON/OFF時の培養結果比較(三菱重工サーマルシステムズ試験室結果)。試験環境で行われたものであり、実使用環境によるものではありません。
- 7SRK4023S2で測定。三菱重工サーマルシステムズ性能試験室 室内外温度24℃、室内湿度60%の除湿量を測定。リモコン設定:ドライ、風量「自動」。結露水量、1,640mL/h。性能試験で行われたものであり、実使用環境によるものではありません。
- 8APFにおける2022年モデル「SRK5622S2」との比較値です。
- 9外気温2℃時の低温暖房能力における2022年モデル「SRK5622S2」との比較値です。
- 10Android OS8~12のスマートフォンおよびタブレット端末、iOS12~15のiPhone。
Android はGoogle LLCの商標です。
iPhoneはApple Inc.の商標です。 - 11Googleアシスタント、Amazon Alexaに対応。
Google, GoogleアシスタントはGoogle LLCの商標です。
Amazon, Alexaおよび、これらに関連するすべての商標はAmazon.com, Inc.または、その関連会社の商標です。 - 12SRK4023Sで測定。
<冷房運転>室内温度:35℃からスタートし、約4分20秒で室内27℃に達するまでを確認。三菱重工サーマルシステムズ環境試験室:洋室14畳、測定ポイント:部屋中央床上90cm。リモコン設定:ワープ運転(風量「自動」)、設定温度:23℃。
<暖房運転>室内温度:2℃からスタートし、約4分40秒で室内温度20℃に達するまでを確認。三菱重工サーマルシステムズ環境試験室:洋室14畳、測定ポイント:部屋中央床上10cm。リモコン設定:ワープ運転(風量「自動」)、設定温度:28℃。
試験環境で行われたものであり、実使用環境によるものではありません。 - 13三菱重工サーマルシステムズ調べ。
【試験方法】スギ花粉を付着させたバイオクリアフィルターをユニットに搭載し、バイオクリア運転を90分間実施したフィルターから抽出した抗原をELISA法で測定。
【環境条件】三菱重工サーマルシステムズ環境試験室(約12畳相当)。室内温度35℃、湿度80%【試験結果】スギ花粉99.3%抑制
試験環境で行われたものであり、使用状況、温度・湿度により効果は異なります。
■三菱重工サーマルシステムズ株式会社ホームページ
【問い合わせ先】
三菱重工冷熱株式会社 空調事業本部 営業推進部 空調管理課
TEL:03-6891-4448
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
- オンラインマガジン SPECTRA: spectra.mhi.com/jp
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