Press Information
◆ 開発中の新型機「AGF-X」「DECCO」が、人と機械が調和した未来の無人物流オペレーションを実演
◆ 「自動化への取り組み」「安心安全な物流ソリューション」「脱炭素化への貢献」の各分野でソリューションを紹介
三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)と三菱重工グループの三菱ロジスネクスト株式会社(社長:間野 裕一、本社:京都府長岡京市、以下、三菱ロジスネクスト)は、東京都江東区の東京ビッグサイト西展示棟で9月13日から15日まで開催される「国際物流総合展2023 第3回INNOVATION EXPO」に共同出展します。
「Logisnext Solutions-私たちのソリューションがお客様にお応えいたします」をメインテーマとしたブースでは、三菱重工グループ独自開発の自律化・知能化ソリューション「ΣSynX(シグマシンクス)」(注)を単体製品として搭載することを目指して開発中の新型無人フォークリフト「AGF-X」「DECCO」2機種による無人物流オペレーションを初めて実演。三菱重工グループが描く“人と機械が調和した未来の物流”をデモンストレーション、物流現場にフレキシブルに調和できる高い生産性・安全性を備えた新たな物流ソリューションを提案します。
他にも、安全装備・自動化を紹介するプレゼンテーションや実機展示など、「自動化への取り組み加速」「安心安全な物流ソリューションの提供」「脱炭素化を推進する商品開発」の各分野でソリューションを紹介します。
三菱重工と三菱ロジスネクストは、お客様が抱える自動化、安全、脱炭素化といったさまざまな課題の解決に対し、三菱重工グループの総合力を生かした長年の実績と経験に裏付けられた豊富な製品・サービス群を核とした質の高い最適ソリューションを提供し、物流業界の発展に貢献していきます。
- ΣSynXは、デジタルイノベーションブランドで、人と機械が協調するために知恵と技術を結集し、「かしこく・つなぐ」ことを表しています。これら概念を適用し、さまざまな機械システムを同調・協調させる標準プラットフォームが物流製品にも搭載されています。
■ 三菱重工グループ出展内容
【自動化への取り組み加速-かしこく・つなぐ、「ΣSynX Smart Infrastructure」の紹介】
三菱重工グループは、長い歴史の中で培った知見や、極限環境においても安全かつ確実に機械を制御する技術を有しています。これらの技術に自律化・知能化ソリューション「ΣSynX」を適用することにより、三菱重工グループの総合力を生かした基盤技術深化と新機能の創出の推進を可能にしています。その成果は、三菱重工グループのみならず物流分野以外のさまざまな社会インフラに対しても活用の機会が広がる可能性を秘めています。
<ΣSynX搭載無人フォークリフト「AGF-X」>(参考展示)
無人フォークリフト(AGF:Automated Guided Forklift)分野で半世紀の実績を持つ三菱ロジスネクストが現在販売中の機種をベースに、三菱重工と三菱ロジスネクストが共同開発中の自律型無人フォークリフト。
LiDAR SLAM(注)誘導方式とΣSynXを搭載することで、柔軟かつ効率的なオペレーションや、熟練オペレーターのようなスムーズな荷役動作を実現します。
- イラストは製品イメージで、製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
- SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:自己位置推定と環境地図作成の同時実行)とは、移動体の自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術の総称です。LiDAR(Light Detection and Ranging)とは、レーザーセンサー(距離センサー)を主に使用する方法のSLAM技術です。
<「DECCO」>(参考展示)
三菱重工と三菱ロジスネクストが共同で開発を進めている、ΣSynXを搭載した次世代AGFのコンセプトカー。
AI(人工知能)を活用した安全対人コミュニケーションや、車体がコンパクトでその場での旋回が可能。
<3wayタイプAGF「RACK FORK AUTO」実機静展示、その他多数のAGF導入事例を紹介>
<自動ピッキングソリューション(キリングループとの共同実証を完了)>
従来、作業者が考えながら行っていたピッキング作業を、ΣSynXに搭載される独自開発の最適化エンジンや統合制御システムによってAGF・AGV・パレタイザーを連携させることで、一連の作業をかしこく自動化。
<自動入出庫ソリューション>
熟練オペレーターのノウハウをWCS(Warehouse Control System:倉庫制御システム)に実装し、加えてフォークリフトオペレーターの「匠の技」をAGF-Xに実装することで、柔軟な自律運転や有事の際のオペレーターとの協業を可能にし、かしこい倉庫運用を実現します。
【安心安全な物流ソリューションの提供 - 安全装備・自動化の紹介】
<AI人検知システム「OmniEye」、「回生ブレーキ制御」、「S-Assist」を搭載したバッテリーフォークリフト「ALESIS」の実機展示>
OmniEye + 回生ブレーキ制御では、近年注目されているAIによる映像解析で車両が人への接近を検知すると減速、近距離になると自動停止で事故防止をサポートします。
S-Assistは速度キープアシストおよび坂道停止アシストでフォークリフトの安全荷役作業をサポートします。
【脱炭素化を推進する商品開発 - 脱炭素化製品の紹介】
<リチウムイオンバッテリー搭載タイプ「ALESIS」をパネル・映像展示で紹介>
長時間連続稼働やメンテナンスフリーを実現し、作業効率向上と運用コスト・環境リスク低減が可能。
<カーボンニュートラルポート対応F-ZEROタイプ新型タイヤ式門型クレーン(RTG:Rubber Tired Gantry crane)導入事例を映像で紹介>
■ 展示会概要
「国際物流総合展2023 第3回INNOVATION EXPO」
会期:2023年9月13日(水)~15日(金) 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 西展示棟 1 ホール:1A-10
ご来場事前登録
https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ie/visit/
■ オンライン展示ブースのご案内
「国際物流総合展2023 第3回INNOVATION EXPO」 特設コーナーを 9月13日(水)10:00~9月29日(金)17:00まで公開します。
期間中はプレゼンテーションの配信も実施予定ですので、会場までお越しになれないお客様もぜひご覧ください。
三菱ロジスネクスト オンラインショールーム
https://logisnext-event.net/
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三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
- オンラインマガジン SPECTRA: spectra.mhi.com/jp
- YouTube: Discover MHI
- Twitter: @MHI_Group | @MHI_GroupJP
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