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◆ 住宅用・業務用エアコンや業務用給湯機「Q-ton」による高効率・高信頼な包括的ソリューション提供に高評価
◆ 豪州NPOや慈善団体との協業を通じた地球環境保護、地域社会への価値提供に関する取り組みについても高い評価
三菱重工グループの豪州現地法人であるMitsubishi Heavy Industries Air-Conditioning Australia, Ltd.(MHIAA)は、アジア太平洋(APAC)市場のさまざまな取り組みやテクノロジーを業界のリーダーや専門家向けに紹介するAPAC Business Headlines誌の「カンパニー・オブ・ザ・イヤー2023」を受賞しました。豪州・ニュージーランド市場における住宅用・業務用空調ソリューションに関する一連の取り組みが評価されたもので、MHIAAが同賞に選定されるのは今回が初めてとなります。
APAC Business Headlines誌によって毎年選定される同賞において、MHIAAの空調ソリューションは、「高効率性と省エネルギー性」という点で高い評価を受けました。MHIAAはこれまで、「Experts in Air(空気質の専門家)」として豪州やニュージーランドへ効率性や省エネ性に優れた住宅用・業務用の空調ソリューションを提供してきました。現地におけるMHIAAへの顧客満足度は非常に高く、豪州の大手製品レビューサイト「Canstar Blue」や大手消費者団体「CHOICE®」などから14以上の最優秀賞を受賞しており、最優秀ブランドとしての地位を確立しています。
また、「効率性と信頼性の高い包括的なソリューションを提供している」点も高く評価されました。MHIAAは、三菱重工の空調機を1.5kWの小容量製品から168kWの大容量製品まで幅広く提供しており、壁掛けタイプのスプリットシステム、ダクトシステム、VRFシステム(注)など製品の種類も多岐にわたります。自然冷媒であるCO2を採用し、さまざまな需要に対して効率的な温水ソリューションを提供できる業務用給湯機「Q-ton(キュートン)」の効率性、信頼性も同様に高い評価を受けました。
さらにMHIAAは、「地球環境および地域社会への価値ある影響を提供している」点でも高評価を得ました。MHIAAは、包装による環境への悪影響を減らすことを目的に、政府や企業と協力して活動を行うNPO、豪州包装協定機構(APCO:Australian Packaging Covenant Organisation)などとのパートナーシップを通じ、サプライチェーン全体で包装資材の削減、再利用、回収、リサイクルを促進する革新的な取り組みを展開しています。他にも、豪州慈善団体のSolarBuddyと協力し、電力網へアクセスできず電力を使用できないパプアニューギニアの農村地域のために、太陽光発電で動く手持ちのソーラーライトを組み立てて現地へ送るプロジェクトなどに取り組んでいます。
三菱重工グループは、今回の受賞を弾みに、地域が抱える固有の課題や顧客ニーズに応える技術・製品開発に引き続き尽力するとともに、冷熱事業領域の広さを生かしたシナジーによる統合技術力で最適なサーマルソリューションを提供し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。
- スプリットシステムは、室内機と室外機を分離し、冷媒配管で接続しているタイプです。ダクトシステムは、冷風・暖風の吹出し口までをダクトで接続する形態の室内機を使用したタイプです。VRF(Variable Refrigerant Flow)システムは、室外機1台に対して複数の室内機を接続し、複数の部屋で個別に温度・湿度を調整できるタイプです。
■関連情報
MHIAA RECOGNISED AS COMPANY OF THE YEAR 2023 BY APAC BUSINESS HEADLINES (SEP 28, 2023)
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
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