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天然水素の革新的な探査技術を有するコロマ社に出資

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◆ コロマ社は独自の技術を活用して地下の天然水素資源を探査し利用することを目指すスタートアップ
◆ 三菱重工は水素ソリューションエコシステムの構築を中核戦略の一つと位置づけ、投資を通じて水素分野のイノベーションを加速

三菱重工業は、米国統括拠点である米国三菱重工業(MHIA:Mitsubishi Heavy Industries America, Inc.)を通じ、地中の天然水素の探査に革新的な技術を有する米国のコロマ社(Koloma, Inc 本社:コロラド州デンバー)に出資しました。
コロマ社に対しては、ブレークスルー・エナジー・ベンチャーズ、アマゾンのクライメート・プリッジ・ファンド、ユナイテッド航空のサステナブル・フライト・ファンド、エナジー・インパクト・パートナーなども出資しています。

コロマ社天然水素探査サイト

コロマ社天然水素探査サイト

コロマ社ロゴ

コロマ社は、独自のデータ解析技術、地下探査のノウハウ、人的資本に優れた強みを持ち、それらを活かし天然水素資源の場所を特定して商用生産と利用を目指す天然水素開発スタートアップです。同社は現在、米国において脱炭素化に重要な役割を果たす天然水素の探査と評価に取り組んでいます。昨今注目される天然水素は、推定される埋蔵量が生産できた場合には低コストでクリーンな水素として広範な利用可能性があることから、コロマ社のデータ分析に基づくアプローチが世界の天然水素資源の発掘に寄与することを各方面から期待されています。

三菱重工グループは、革新的技術を有するさまざまなパートナーへの資本参加や協業を行いながら、脱炭素社会実現に貢献する水素バリューチェーンの構築に取り組んでいます。今回の出資を通じて、脱炭素ソリューションの充実・多様化を図ることにより、カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していきます。


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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