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宮崎県日向市の木質バイオマス焚き5万kW級発電設備が完成 環境負荷の低減が可能な発電技術で地域に貢献

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◆ 三菱重工がEPC取りまとめと大物設備の供給・建設、三菱重工パワー環境が排煙浄化、三菱電機が発電機類を担当
◆ 資源の有効活用と環境負荷の低減に役立つ再生可能エネルギー発電の普及にもグループを挙げて注力

日向バイオマス発電所

日向バイオマス発電所

三菱重工業は、宮崎県日向市で進めてきた木質バイオマス焚きの5万kW級発電設備の建設工事を完了し、契約納期通りに引き渡しました。フルターンキー方式で当社を中心とするコンソーシアムがEPC(設計・調達・建設)取りまとめを手掛けたこの発電所「日向バイオマス発電所」は、SPC(特別目的会社)の日向バイオマス発電株式会社が事業運営を行います。

本発電設備は、蒸気タービン、循環流動層(CFB:Circulating Fluidized Bed)ボイラー、発電機などで構成されるもので、高い燃焼効率を発揮。発電効率および燃費効率の向上が、環境負荷のさらなる低減につながります。運営するSPCには、大阪ガス株式会社、伊藤忠商事株式会社、東京センチュリー株式会社、および株式会社東京エネシスが共同で出資しています。当社は今回、EPC契約に基づき、多数の納入実績を有する蒸気タービン、循環流動層ボイラー、大物補機などの主要発電設備を供給・建設。当社グループの三菱重工パワー環境ソリューション株式会社が排煙浄化システム、三菱電機株式会社(注)が発電機および電気品、株式会社フジタが土木建築工事をそれぞれ担当しました。

三菱重工グループは今後も、資源の有効活用と環境負荷の低減に役立つバイオマス燃料を使う再生可能エネルギー発電システムの普及にも力を注ぎ、エネルギーの安定供給と地球環境の保全に貢献していきます。

  • 発電機および発電機まわりの電気品は、当社と三菱電機の発電機事業統合により発足した三菱ジェネレーター株式会社が供給。受変電設備等は三菱電機が担当しました。

Tags: カーボンニュートラル,エナジートランジション
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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