Press Information
今月号では、震災支援活動と、本社・事業所CSR活動についてご紹介します。
1. 震災被災地支援活動について
募金活動では全社で4,500万円もの義援金が集まりました。これを受け、会社も社員の皆さんの善意に賛同して、合計で総額1億円となるよう5,500万円を拠出し、震災により経済と精神面で影響を受けた子どもたちの救済活動を行う「あしなが育英会」と、被災地の学習環境の復旧を支援する「日本ユネスコ協会連盟」に寄付することになりました。
5月下旬からは本社・横浜製作所・相模原製作所の新入社員110名が交代で宮城県内の被災地を訪れ、炊き出しなどの支援活動を行っています。
また、本社では、5月より社員食堂で東北や北関東産の食材を使った東北応援メニューを提供するなど震災被災地支援活動を継続しています。
(写真:東北応援メニューのポスター)
- 東日本大震災に伴う当社グループの対応について(会社としての対応について)
- 前月号の記事
2. 本社 ともしび募金マッチングギフトとして介護用食器贈呈
先月、東京と大阪の社会福祉協議会において、それぞれ三菱重工労働組合本社支部の関係者とともにマッチングギフトの目録贈呈式を行いました。これは、昨冬に労働組合本社支部と共同で展開した「ともしび募金」で集まった約60万円に会社が同額を追加し、計120万円で介護用食器(当社名古屋研究所が開発した形状記憶ポリマーを使ったスプーンなど)を購入、都内や府内の福祉施設に寄贈したものです。また、寄贈先の一つ品川総合福祉センターを訪問し、利用いただく方に直接手渡しました。
平成15年度に始まった本活動は寄贈先から好評をいただいているため、本年度も展開する計画です。
(写真左:東京都社会福祉協議会より感謝状受領/右:品川総合福祉センターを訪問)
3. 名古屋航空宇宙システム製作所で世界フェアトレード月間にあわせたキャンペーン実施
5月は、世界的にフェアトレードの普及や啓発に取り組む「フェアトレード月間」でした。フェアトレードとは、開発途上国の人々が生産した農産物や手工芸品などを適正な価格で継続的に購入することで、不公平な貿易のあり方を変えようという運動です。
名古屋航空宇宙システム製作所では、社員販売で取り扱っているフェアトレード団体「ネパリ・バザーロ」との間で、従来から購入金額の10%をネパール現地福祉プログラムへ寄付する取組を行ってきました。この1ヶ月間は、更に購入金額の10%を、同団体による「東日本大震災支援活動」の資金として寄付するキャンペーンを行いました。ネパールの小規模生産者の雇用促進と同時に、日本の被災者支援を行うことができるこの取組みに多くの社員が賛同し協力しました。
(写真左:ネパールでの生産/右:石巻で支援活動を行うネパリ・バザーロのスタッフの皆さん)
(写真提供:ネパリ・バザーロ)
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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