Press Information
今月号では、震災被災地支援活動と、本社・事業所CSR活動についてご紹介します。
1.医薬品空輸協力に対し日本医師会から感謝状
6月17日、東日本大震災直後に名古屋航空宇宙システム製作所の社有飛行機400Aを利用し、福島県いわき市へ医薬品を緊急輸送したことに対して、日本医師会から大宮社長へ感謝状が授与されました。同所から当日のフライトを担当したパイロットも同席し、日本医師会から感謝の言葉をいただきました。
今回の緊急輸送は、震災直後、大宮社長より日本医師会へ「被災地のために社有機を役立てて欲しい」と申し出たことから実現したものです。3月19日、愛知県医師会の要請に応じて、同会が調達した医薬品を社有機で福島空港へ空輸し、その後陸路を経ていわき市へ届けられました。
(写真左:いただいた感謝状/右:関係者記念撮影)
- CSR活動ニュース4月号(医薬品緊急輸送に関する前回記事)
- 東日本大震災に伴う当社グループの対応について
2.「CSR環境広告」関東地区キックオフ
各事業所の社員が企画する広告を各所所在地域に向けて発信する「CSR環境広告」(環境技術・製品PR)活動は、平成20年に長崎、下関、広島・三原地区から始まり、今年で4回目となりました。今回は関東地区を対象とし、横浜製作所、相模原製作所、さらには三菱みなとみらい技術館で広告を制作します。
6月29日に各所の若手21名が三菱重工横浜ビルに集まり、恒例のキックオフワークショップを開催、制作会社による広告の基礎に関するレクチャーに続き、今何を地域社会に訴えていくべきか、各所の若手社員によるワーキンググループが闊達な議論を交わしました。今年の広告は11月頃、神奈川県を中心に展開される予定です。どうぞご期待ください。
(写真:ワークショップで企画案を発表)
- CSRレポート2011 - 象徴的CSR活動(これまでの本活動の概要についてご紹介しています)
- 三菱重工の広告
3.長崎造船所「緑のカーテンづくり」の取り組み
長崎造船所では、CO2排出量削減の一環で、平成21年度から毎年ゴーヤによる緑のカーテン作りに取り組んでいます。取組みを開始した頃は、知識が乏しくうまく成長させることができませんでしたが、年々改良を重ね、大きく育てることができるようになりました。また、事務所屋根に降った雨水を回収するタンクを設置し、ゴーヤへの水撒き用として水資源の活用を行い、エコ栽培も実践しています。この取組みも毎年恒例の活動となり、工場の中の緑を見ることで涼を感じられるとともに、自然の恵みであるゴーヤの実もおいしく食べています。
(写真左:壁面に生ったゴーヤ/右:壁を覆う「緑のカーテン」)
- CSR活動ニュース2010年11月号(グループ会社での同様の取り組みをご紹介しています)
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
詳しくは:
- 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
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