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今月号では、CSR研修、理科授業、エコ通勤についてご紹介します。
1.新入社員導入教育の一環としてCSR研修実施
より高いCSRマインドを持って会社生活をスタートできるよう、各地区で新入社員CSR研修を実施しました。本社(東京)では4月12日に実施し、CSRの概要説明後、「ステークホルダーが会社に期待すること」をテーマにグループワークを行い、「グローバル社会」「地域社会」「株主投資家」の視点から当社社員としてどう期待に応えていくべきか闊達な議論が交わされました。
このほか当社では5年前から中堅社員や管理職を対象としたCSR研修を実施し、幅広い社員層へのCSR意識の浸透を図っています。今後も継続して研修を実施する予定です。
(写真左:ステークホルダーの視点を学ぶ(本社)/写真右:長崎造船所では約100名が受講)
2.平成23年度理科授業実施状況について
平成20年度から、全国の事業所で展開をはじめた出前理科教室は今年度で5年目を迎え、各事業所の製品・技術を活かした授業をさらに積極的に展開しています。
平成23年度は、NPO法人「子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)」の協力もあり全事業所で活動が行われ、2,500名以上の子どもたちに理科の面白さを伝えてきました。相模原製作所ではフォークリフトを題材に、てこの原理や滑車の原理を、実験を通してわかりやすく伝えました。
今後も引き続き、ものづくり企業として子どもたちの理科離れ問題の解決に貢献し、科学技術の魅力を子どもたちに伝えていきたいと思います。
(写真:実験で油圧の仕組みを体感(相模原製作所))
3.社員参加の環境活動「エコ通勤」平成23年度活動結果について
平成20年度からCSR行動指針「地球との絆」に則り、「エコ通勤」活動に取り組んでいます。平成23年度は、長崎造船所、神戸造船所、横浜製作所にて延べ1万9000人以上の社員がノーカー運動に参加しました。横浜製作所では、社員によるノーカー運動への参加に加え、会社として同運動参加者1人当たり100円、合計182,500円をWFP(国連世界食糧計画)※に寄付しました。寄付金は途上国の食糧支援に使われる予定です。
この他、6事業所(神戸造船所、名古屋航空宇宙システム製作所、広島製作所、相模原製作所、名古屋冷熱製作所、栗東製作所)において、エコドライブ運転について学ぶエコドライブ講習会が開催され、総勢約500名が受講するとともに、名古屋冷熱製作所と栗東製作所では実際にエコドライブを体験できる教習会も実施されました。
※WFP(国連世界食糧計画):飢餓と貧困の撲滅を使命とする国連の食糧支援機関
(写真左:WFPに目録を贈呈(横浜製作所)/写真右:エコドライブ教習会(栗東製作所))
- CSR活動ニュース2011年11月号(エコドライブ講習会についてご紹介しています)
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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