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三菱重工業は、三菱重工労働組合本社支部が行っている「ともしび募金」活動で集まった社員募金額と同額を会社が上乗せして寄附する「マッチングギフト※1」に毎年取り組んでいます。 今年も、集まった寄附金で、当社が開発した形状記憶ポリマーを使った「形状記憶食器具※2」を購入し、関東・関西地方に加え、復興支援の一環として東北地方の福祉施設に寄贈しました。
【写真左:大阪での寄贈式】 【写真右:浅草ほうらいでの寄贈式】
4月9日(水)に大阪府社会福祉協議会、4月23日(水)に東京都台東区の障がい者支援施設「浅草ほうらい」にて寄贈式を行いました。 握力が弱かったり、手や肩が思い通りに動かせないなど、様々なハンディキャップにより、ひとりで食事をすることが困難な方々にとって、自分に合わない食器具はストレスになり、生活の質の低下にもつながるため、形状記憶食器具が重宝されています。 浅草ほうらいは、高齢者の特別養護老人ホームやデイサービス、子育て支援サービスなどの複合施設が併設されており、様々な事情で形状記憶食器具が必要な方に、食器具をご活用いただいています。施設の方からは「半分近く食べこぼしてしまい栄養摂取量が不足していた利用者さんがほぼ完食できるようになり、食事を楽しめるようになりました」など、大変役に立っているとの感謝のお言葉を頂きました。
今後もCSR行動指針に掲げる「地球との絆」「社会との絆」「次世代への架け橋」を反映した社会貢献活動に積極的に取り組んでいきます。
【写真左:形状記憶食器具】 【写真右:御礼の手紙】
※1 マッチングギフト:社員から集まった募金額と同額を会社が寄附することにより、善意が2倍となって寄贈先に届く取り組み。
※2 形状記憶食器具:手や指が変形している、握力が弱い、肩やひじが思いどおりに動かない等のさまざまなハンディキャップにより「自分で食べる」ことが難しい障がい者・高齢者向けに開発された福祉食器具。三菱重工業が開発した形状記憶ポリマーでできたグリップ部分は、温めることによってゴムのように変形、冷却すれば固定させることができ、使いやすい形に何度でも変えることができる。販売元は株式会社青芳製作所(コラボ・ウィルアシスト)。 当社では、マッチングギフトの活動として、2014年4月までに約9,800本の食器具を福祉施設に寄贈。2012年度からは、復興支援の一環として東北地方も支援対象地域に加え、日本フィランソロピー協会を通じて東北地方の福祉施設にも累計570本以上を寄贈。(約9,800本の内数)
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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