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ミャンマーにおいて東京の都市廃棄物管理のノウハウを伝えるフォーラムを開催

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9月10日(木曜)、三菱重工業およびそのグループ会社である三菱重工環境・化学エンジニアリングは、経済発展が著しいミャンマーのヤンゴン市において、将来、社会的課題となることが懸念される「大都市における廃棄物管理」に関するフォーラムを開催しました。

本フォーラムは、三菱重工グループと、ミャンマー工学会(Myanmar Engineering Society)が共同で開催したものです。

本テーマでのフォーラムを開催するにあたり、東京大学の坂田一郎教授(政策ビジョン研究センター長)に基調講演いただき、日本国際協力センター(JICE)の支援の下、東京二十三区の清掃事業を担う東京二十三区清掃一部事務組合の清掃事業国際協力室に講師を務めていただきました。

ヤンゴン市の自治行政を担うヤンゴン市開発委員会(Yangon City Development Committee)とも連携を図り、当日はヤンゴン市の汚染防止・清掃局(Pollution Control and Cleansing Department)の職員を始め、現地の大学や企業などから総勢150名を超える方々に出席いただき、また在ミャンマー日本国大使館、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)などの現地事務所の方々にも参加いただきました。

本フォーラムは本年9月を皮切りに、来年6月まで計4回に亘り、ごみ処理に係わる東京の歴史や、技術、また法律や制度などを、過去の経験などを交えてミャンマーの清掃事業に携わる方々などに伝えていきます。第2回のフォーラムは同じくヤンゴン市内で12月10日の開催を予定しています。

当社グループは、各種ステークホルダーとの将来価値の共有を目指し、事業を通じた様々な社会貢献活動に取り組んでいきます。

講師を務めていただいた東京二十三区清掃一部事務組合の青山係長

講師の一人としてご登壇いただいた東京二十三清掃一部事務組合の青山係長 

閉会の挨拶を述べる広報部CSRグループ長の瓜生


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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