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三菱重工グループの株式会社田町ビル(東京都港区、社長:中山 明彦)は11月6日(金曜日)、都内港区に所有する賃貸ビル「第一田町ビル」に地元の保育園児を招き、屋上緑化庭園でサツマイモ・ジャガイモ掘り体験会を開催しました。園児たちに行楽を兼ねた環境学習の機会を提供するとともに、港区関係者との地域交流を深めることを狙いとしたものです。同社はCSRに基づく社会貢献活動の一環として、2009年11月以来毎年初夏にイチゴ狩り、秋にサツマイモ掘りを開催しており、11回目の今回は初の試みでサツマイモに加えジャガイモを同時に植えました。
第一田町ビルはJR田町駅前にあり、屋上緑化庭園は本館屋上部分のうち219平方メートルを使ったもので、庭園のうち21.5平方メートルに人工土壌の「菜園」スペースを設け、そこにサツマイモ(紅はるか)30苗、ジャガイモ3種24苗を植えて育ててきました。サツマイモは高い断熱効果が求められる夏場の緑被率が高く、サツマイモ、ジャガイモは秋には収穫の楽しさも味わえることから選定したもので、今回も期待通りに実りました。
イモ掘りには、港区立芝保育園(後藤 涼子園長)の3歳園児30人が参加。港区のまちづくり推進担当者及び町会の来賓とともに、まず屋上緑化の仕組みや効果について、庭園の生育写真を中心とする展示パネルを使ったわかりやすい説明を受けた後、田町ビル社員や引率した保育園職員のサポートでイモを収穫しました。その後はふかしサツマイモを試食し、最後に自分たちが収穫したサツマイモとジャガイモをおみやげに会場をあとにしました。
これまでイモ掘りに参加した園児たちは、その時の楽しい思い出を絵に残しています。今回招かれた園児たちも、保育園からも見えるビル街での充実した秋のひと時を満喫しました。
田町ビルは、港区が2026年に25パーセントの緑被率目標達成を掲げて進める緑化運動に参加。本格的な屋上緑化に向け、この庭園で2009年5月から6年間の実験に取り組んでおり、区から補助金も受けています。
田町ビルは三菱重工100パーセント出資により1964年に設立されたグループ建物資産運営会社で、賃貸ビルの所有・運営および三菱重工ビルなどの運営管理と、その関連事業を手掛けています。「“安全で快適なビル空間とサービス”の提供」を経営理念に、三菱重工のCSR行動指針、環境方針を反映し、かつ同社の本業を活かした自然保護や教育支援に取り組んでいます。第一田町ビル内の飲食施設では2012年4月から、太陽光発電を利用した小型植物工場(野菜栽培装置)から採れる新鮮な無農薬野菜を使った料理を提供するなど先駆的な“店産店消”活動も手掛けています。
同社は、今後も、環境・地域貢献につながる取り組みを通じて、従業員のCSRに対する意識向上を推進していきます。
参加してくれた園児の集合写真
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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