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田町ビル、屋上緑化庭園に保育園児を招きカブ・ジャガイモ収穫体験会を開催
CSR活動の一環で、食育を兼ねた環境学習の機会を提供

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三菱重工グループの株式会社田町ビル(東京都港区、社長:中山 明彦)は5月31日(火曜)、都内港区に所有する賃貸ビル「第一田町ビル」に地元の保育園児を招き、屋上緑化庭園でカブとジャガイモの収穫体験会を開催しました。園児たちに食育を兼ねた環境学習の機会を提供するとともに、港区関係者との地域交流を深めることが狙いです。同社はCSRに基づく社会貢献活動の一環として、2009年11月以来、毎年初夏にいちご狩り、秋にサツマイモ掘りを開催しており、12回目の今回は近年いちごの生育不良が続いたため、初の試みでカブとジャガイモの2種類に切替えて開催したものです。

第一田町ビルはJR田町駅前にあり、屋上緑化庭園は、同ビル本館屋上部分のうち219㎡を使ったもので、庭園のうち21.5㎡に人工土壌の「菜園」スペースを設けています。3月25日(金曜)に地元の保育園のプチ・ナーサリー田町(大辻 香苗園長)の3~5歳児により、カブの種まきとジャガイモ2種(男爵・キタアカリ)の苗を植えてもらいました。同品種は、初夏には収穫の楽しさも味わえることから選定したもので、その後は病気や害虫駆除に気を配りながら大切に生育を見守り、植え付けから約2か月、大きく成長し収穫の時期を迎えました。
今回、カブとジャガイモの収穫体験には、3月に植え付けを体験した同保育園の3~5歳児21人が参加しました。カブとジャガイモの生育過程について、写真を中心とした展示パネルを使った説明を受けた後、田町ビル社員のサポートのもとカブとジャガイモを収穫しました。これまで、いちご狩りやサツマイモ掘り等に参加した園児たちは、その時々の楽しい思い出を絵に残しています。今回招かれた園児たちも、保育園から見えるビル街での土いじりに歓声をあげながら充実した初夏のひと時を満喫しました。

カブとジャガイモの収穫体験
また、今回は引続き屋上菜園の収穫体験後に、第一田町ビル地下の飲食施設内にある「野菜工場」(野菜栽培装置)で栽培しているレタスの種まき体験も実施しました。レタスの種まきは、小さな種を一粒一粒スポンジに置く作業のため、種を落とさないよう慎重に作業している園児たちの姿が印象的でした。

飲食施設内の「野菜工場」(野菜栽培装置)

株式会社田町ビルは、港区が2026年に25%の緑被率目標達成を掲げて進める緑化運動に参加しています。本格的な屋上緑化に向け、この庭園で2009年5月から7年間の実験に取り組んでおり、区から補助金も受けています。

株式会社田町ビルは、1964年に三菱重工100%出資により設立され、賃貸ビルの所有・運営及び三菱重工ビルなどの運営管理と、その他関連事業を手掛けています。「“安全で快適なビル空間とサービス”の提供」を経営理念に、三菱重工グループCSR行動指針、環境方針を反映し、自然保護や教育支援に取り組んでいます。第一田町ビルの飲食施設内では、2012年4月から「野菜工場」(野菜栽培装置)で採れる新鮮な無農薬野菜を使った料理を提供するなど先駆的な“店産店消”活動も手掛けています。同社は今後も、環境・地域貢献につながる取り組みを通じて、従業員のCSRに対する意識向上を推進していきます。


参加してくれた園児の集合写真


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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