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初の企業内保育園を長崎造船所に開設、あす開園式

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 三菱重工業は、長崎造船所(長崎市)内に保育園「三菱重工 キラキッズ保育園」(園長

赤堀 美樹)を開設し、3日に開園式を行う。同保育園は、仕事と育児を両立しやすい職場環境づくりに寄与するとともに、CSR(企業の社会的責任)活動の一翼も担う。当社が企業内保育園を開設するのは、これが初めて。

【三菱重工 キラキッズ保育園】
 キラキッズ保育園は、当社長崎造船所の敷地に、道路に面して鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約600m2の園舎を建設し、約380m2の庭を造成して開設した。当面は長崎造船所の各工場および長崎研究所に勤務する当社社員とグループ会社社員の子弟を対象に0歳から小学校就学までの児童を預かる。定員は50名で、今回21人が入園した。開園日・保育時間は、事業所営業日の午前7時~午後8時(午後6時30分以降は延長保育)。

 実際の運営は、長崎市内で企業内保育園の運営実績を持つ社会福祉法人に委託。児童福祉法に基づき認可を受けた保育園と同等レベル以上のサービスを、割安の保育料金で提供する。給食・おやつのほか、延長保育時の軽食を園内で賄い、母乳を与えられる授乳室も設置。インターネットカメラや総合ガードシステムなどによりセキュリティー機能も充実させた。また、当社製の太陽光発電システムも導入し、照明用電力に充てる。

 園名は社内公募により決定。「子どもたちの成長を支え、一人ひとりがキラキラした明るい未来に向かって自由にたくましく歩んでほしい」との願いを込めた。また、クラスの名前は宝石から取り、0歳の「パール」から3歳の「サファイア」、5歳の「ダイヤ」まで、順に硬度が高まっていくようになっている。

 業務経験が豊富な女性社員が結婚や出産を機に退職するケースや、また、男性社員でも、子どもを保育園に入所させられずに苦労する共働きの家庭のケースなどが少なくない。こうした社員に安心して仕事に打ち込んでもらい、長く力を発揮してもらううえで、勤務実態に合わせて子どもを預けやすく、送り迎えの負担も軽い企業内保育園は有効な支援策となる。
 また、近年増加傾向にある待機児童数も緩和できることから、当社が掲げる「三菱重工グループCSR行動指針」のうち、『次世代への架け橋』に則った活動として、社会が求める「男女共同参画」「仕事と家庭の両立支援」といった側面から、地域への貢献を目指す。

■  「三菱重工 キラキッズ保育園」 概要

場所 〒850-8610 長崎市飽の浦町8-7
開設日 2010年4月1日
施設定員 50名
対象年齢 0歳(生後57日目以降)~小学校就学まで
利用対象者 当社社員、グループ会社社員
開園日 長崎造船所および三菱病院の営業日
保育時間 7:00~20:00(18:30~20:00は延長保育)
保育料金 長崎市認可保育園保育料の半額程度(グループ会社社員は8割程度)
運営実務 社会福祉法人 優心会に委託
主な提供サービス 安静保育対応(安静室設置)、給食・おやつの提供(全開園日)、延長保育時に軽食提供、一時保育対応(定員に空きがある場合)、授乳コーナー・沐浴コーナー設置、子育て支援(産休・育児休中の親子対象サークル)
施設面積 延べ床:604.37m2園庭:380.75m2
主な設備 保育室:フローリング(1階 床暖房)
インターネットカメラ(兼監視カメラ)
ベビーセンサー
給食室:クッキングヒーター、電子レンジ、冷蔵庫ほか
防犯対策:総合ガードシステム完備
その他:太陽光発電システム(出力10.5kW)

太陽光発電システムを導入
【太陽光発電システムを導入】

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Tags: 人事,CSR,コーポレート
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