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12万5,000総トンの大型クルーズ客船2隻を受注

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 三菱重工業は2日、世界最大のクルーズ客船会社カーニバル社(Carnival Corporation & plc)から、同社のアイーダ・クルーズ(AIDA Cruises)ブランド向け大型クルーズ客船2隻の建造を受注し、契約を締結した。建造は長崎造船所で行い、2015年春と2016年春に引き渡す予定。今回の造船契約はファイナンスの成立が条件となっている。

【契約調印式】
 今回受注したクルーズ客船は12万5,000総トン、3,250人乗りで、AIDAブランドの客船としては最大。カーニバルグループ向けの新造船は、当社にとって、プリンセス・クルーズ向けに2004年に引き渡した2隻のクルーズ客船、ダイヤモンド・プリンセスとサファイア・プリンセス(ともに11万6,000総トン)に続き、今回の受注が3、4隻目となる。

 カーニバル社は、傘下に10のクルーズブランドを擁するクルーズ客船会社最大手。現在101隻のクルーズ客船を運航し、さらに2016年までに10隻の新造船の就航を予定している。

 当社は今後も、これまでに培った造船技術を結集して、大型クルーズ客船の受注に積極的にアプローチしていく。

 

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