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ベトナムの機械産業振興を支える人材育成で協力

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 三菱重工業は、ベトナム社会主義共和国の教育訓練省(Ministry of Education and Training:MOET)と、ベトナムの機械産業振興を支える人材の育成で協力していくことで合意し、覚書を締結しました。

ベトナムの機械産業振興を支える人材育成で協力<br/>三菱重工業とベトナム教育訓練省(MOET)
 首相官邸において、安倍晋三首相と来日中のグエン・フー・チョン ベトナム共産党書記長がご臨席のもと、当社の大宮英明会長とグエン・クオック・クオン駐日ベトナム大使が覚書を交換しました。

 急速に工業化が進むベトナムでは、エネルギー、インフラなどの機械産業分野で人材育成が求められています。そのため、当社は、MOETが推薦したベトナム人学生に対し、日本の大学への留学支援として奨学金を支給します。文系・理系の学生を対象としたもので、毎年5名、5年間で合計25名への支給を予定しています。また、留学期間中は、インターンシッププログラムを通じて当社の先端技術を学習する機会を提供します。

 当社はこれまでにも、ベトナムにおいて、6年前からハノイ工科大学(HUST)で、5年前からベトナム電力大学(EPU)で原子力工学や航空工学の講座を設け、同国の将来を担う人材の育成に協力してきました。

 当社は、ベトナムで発電設備や製鉄機械など多くの事業を展開しています。また、ホーチミン近郊にはディーゼル発電の MHI Engine Systems Vietnam(MHIES-V)、ハノイ近郊には民間航空機の MHI Aerospace Vietnam Co., Ltd.(MHIVA)をそれぞれ2007年に設立して、雇用創出と技術移転で地域に寄与しています。

 これらに加え、今回、人材育成で新たな協力を合意したことにより、当社は一層、ベトナムとの良好な関係構築に努め、中長期にわたり同国の経済発展に貢献していきます。

Tags: 人事,アジア,コーポレート
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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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