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◆ 省エネ性能に加え、世界の主要LPGターミナル・新パナマ運河に対応
◆ 三菱重工海洋鉄構(長崎市)で建造、タンク総容積は8.3万m3
三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:大倉 浩治、本社:横浜市西区)は13日、アストモスエネルギー株式会社が扱うLPG(液化石油ガス)の輸送向けに建造中である大型LPG運搬船の命名式を行いました。本船は、同社向けの同型では7番目で、省エネ性能に加えて世界の主要LPGターミナルに柔軟に対応できるほか、拡張された新パナマ運河に適合した仕様となっており「LAUREL PRIME」と命名されました。本年12月末に予定する完成・引渡し後は、日本郵船株式会社により運航されることとなります。
三菱重工業の長崎造船所香焼工場で行われた式典には、荷主および船主の各代表をはじめ関係者多数が出席。アストモスエネルギーの荒木 誠也代表取締役社長による命名、ご令室による支綱切断が行われました。
本船は、長さ230m、幅36.6m、深さ21.65m、喫水11.1m、総トン数約4万8,300トン、タンク総容積約8万3,000m3で、本年9月12日に進水。建造は三菱重工グループの三菱重工海洋鉄構株式会社(社長:椎葉 邦男、本社:長崎市)が担当しました。
三菱重工時代から培ってきた設計・建造能力をベースに独自の船型を採用したことにより、優れた燃費性能とLPGターミナルごとに異なるさまざまな接続条件への高い適応性を実現しています。本シリーズLPG運搬船は、本船が11番船となります。
三菱造船および三菱重工海洋鉄構は、今後も引き続き燃費性能・環境性能に優れたLPG運搬船を建造していくことにより、エネルギーの安定供給と環境保全に貢献していきます。
LPG運搬船「LAUREL PRIME」
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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