名古屋三菱・勤労挺身隊ハルモニ支援団との話し合いについて
三菱重工業株式会社
当社は、名古屋三菱・勤労挺身隊ハルモニ支援団から、戦時中に名古屋で働いていた元勤労挺身隊員に関する問題の解決を求める「話し合いの場」設置の申し出を受け、2010年11月以降、16回に亘り話し合いを続けてまいりました。
元勤労挺身隊員の方々は、これまで当社を被告として訴訟を提起されましたが、先の日韓両国によって締結された請求権協定が存在し、我が国最高裁判所においても、2008年10月、当社には法的責任がない旨の判決が確定しております。しかしながら、支援団からは「話合いの場」において、原告個人への補償金の支払いなど、先の訴訟で既に判断が下された事項を中心に要望が出されたため、結果として合意には至りませんでした。
当社としましては、未来志向という観点から、今後の日韓両国の友好関係に資するべく、韓国の若い世代の方々に対する奨学金の贈与などによって、積極的な支援を進めてまいります。
当社としましては、未来志向という観点から、今後の日韓両国の友好関係に資するべく、韓国の若い世代の方々に対する奨学金の贈与などによって、積極的な支援を進めてまいります。