モータグレーダに係るリコールの実施について

三菱重工業株式会社
弊社で製造しておりますモータグレーダ(機種名:MG230III)において、下記の通り不具合があることが判明したため、国土交通省に届け出を行い、リコールを実施することといたしましたので、お知らせいたします。
リコール対象車を保有されているお客様には、担当の販売代理店から直接ご連絡の上、無償修理を実施させて頂きます。
ご愛用者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げますと共に、今後このようなご迷惑をお掛けすることがないよう、弊社では万全の体制で製品の開発・品質管理を行っていく所存でございます。

1.リコール開始日
平成25年9月24日
2.不具合の部位
動力伝達装置
3.不具合の内容
エンジンフライホイルとトランスミッションの接続部品であるアダプタにおいて、フライホイルとアダプタを接続しているボルトの取付部座面が平滑でないため、必要な締結力が得られず走行時の振動によりボルトが緩み、ボルトに掛かる応力が増大する。そのままの状態で使用を続けた場合、ボルトが折損してアダプタが固定できなくなり動力伝達不能となるため、走行不能となるおそれがある。
4.改善措置の内容
全車両、アダプタ及びアダプタ取付ボルトを対策品と交換する。アダプタ取付ボルトにモリブデンを塗布し、締結力の安定化を図る。
5.対象製品
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号
(シリアル番号)の範囲及び製作期間
リコール対象車の台数
三菱 EDR-2GC 「三菱モータグレーダ」 2GC00003~2GC00344
平成21年12月23日~平成25年8月28日
341台
(計1型式) (計1車種) (製作期間の全体の範囲)
平成21年12月23日~平成25年8月28日
計341台
6.問い合わせ窓口
三菱重工業株式会社 特殊車両営業部(電話番号:042-761-7358)