(開示事項の経過)当社に対する仲裁申立に関するお知らせ

三菱重工業株式会社
平成26年7月22日付「(開示事項の経過)当社に対する仲裁申立に関するお知らせ」にて、米国サザンカリフォルニアエジソン社(以下「SCE」といいます)サンオノフレ原子力発電所(San Onofre Nuclear Generating Station、以下「SONGS」といいます)の共同所有者であるSan Diego Gas & Electric (以下「SDG&E」といいます)と、City of Riverside(以下「COR」といいます)(注1)が国際商業会議所(International Chamber of Commerce、以下「ICC」といいます)に対しそれぞれ仲裁申立書を提出した旨お知らせいたしました。

その際、当社とMitsubishi Nuclear Energy Systems, Inc(注2)に対する、両社の請求額については「SDG&EとCORは、それぞれの仲裁申立書において、SCE及びEMS(注3)とともに共同申立人として40億ドル(約4,000億円)以上を請求すると主張しておりますが、SCE、EMS、SDG&E及びCORの請求総額を増額するかどうか(増額するとした場合はその金額)については明らかにしておりません。」とお知らせしました。

上記仲裁申立書の提出を受け、ICCは両社に対し請求額を明らかにするよう要請しておりましたが、この度、SDG&EとCORは、ICCに対し、各々の請求額は、SONGSの持分比率に基づくもので、以前お知らせしたSCE及びEMSの請求額40億ドル(約4,000億円)以上の内数であると回答しました。したがって、持分比率20%のSDG&Eの請求額は8億ドル(約800億円)以上、また持分比率1.8%のCORの請求額は71.6百万ドル(約71.6億円)以上と判明しましたのでお知らせいたします。

(注1)SONGSは、SCEが78.2%、San Diego Gas & Electric Companyが20%、City of Riversideが1.8%の比率で共同所有しております。
(注2)Mitsubishi Nuclear Energy System, Inc.は、当社の100%子会社であり当社原子力事業の米国拠点です。
(注3)Edison Material Supply LLCは、SCEの100%子会社です。