艦艇事業の譲渡受けに関し三井E&Sホールディングスと基本合意
艦艇事業の譲渡受けに関し三井E&Sホールディングスと基本合意
三菱重工業株式会社
三菱重工業と株式会社三井E&Sホールディングス(以下、三井E&Sホールディングス)は、当社が三井E&S造船株式会社(以下、三井E&S造船)の艦艇事業を譲り受ける協議を開始することについて合意いたしました。
三井E&S造船は、補給艦や海洋観測艦といった防衛省向け艦船の建造や修理に強みを持ち、また近年では自律航行や遠隔監視といった新技術の開発にも積極的に取り組んでいる企業です。
一方で当社は陸・海・空にまたがる防衛装備品事業を一元的に運営し、技術的シナジーを発揮する中で、機能・性能ならびにコストパフォーマンスに優れた最新鋭の艦艇を開発・設計・建造してまいりました。
今回、三井E&S造船が営む艦艇事業を譲り受けることで、防衛装備品事業における製品や技術の拡充を図り、我が国の安全保障への更なる貢献、企業価値の向上を企図しております。
今後、当社、三井E&Sホールディングス及び三井E&S造船の間で詳細な検討を行い、2020年12月末日を目途に最終契約書の締結、公正取引委員会等関係当局の必要な審査を経た上で、2021年10月を目途に譲渡受けの完了を目指します。