第1回 三菱原子力安全・保全推進委員会
ステアリングコミッティ議事録

第1回三菱原子力安全・保全推進委員会ステアリングコミッティ※を開催しました。
概要は以下の通りです。

※:三菱原子力安全・保全推進委員会ステアリングコミッティは以下を目的に実施しております。
(これまで「原子力安全推進委員会ステアリングコミッティ」として実施していたものを改称)
(1) 原子力安全に係る諸課題の社内共有化と対応方針の決定
(2) 原子力の「品質マネジメントシステム」の革新と社内展開

1. 開催日時・場所

日時 : 2021年 3月 18日(木) 15時00分から16時00分
場所 : 本社丸の内二重橋ビル

2. 報告要旨

  • 美浜発電所3号機二次系配管破損事故を経験していない若い世代にも事故の重大性や責任の重さを確実に伝えるべく、事故事象の動画を含むビデオメッセージとEラーニングを導入。一人ひとりに伝わり、高い理解度が得られたことを報告。
  • 原子力事業の確実な推進が、原子力の信頼回復と更なる原子力利用による社会への貢献に繋がるとの認識のもと、原子力セグメント、及び三菱パワーより原子力安全意識向上とプラントの安全・安定運転に向けた取組みを報告。
  • トラブル未然防止や、電力会社、グループ会社,及びビジネスパートナーと一体となった原子力プラントの安全・安定運転に向けた取組み詳細を報告。
  • 原子力二次系工事部門の配管破損事故反省に基づく継続的な風化防止活動や減肉管理プロセスの高度化等、プラント安全・安定運転に向けた取組みを報告。

3. 講評

  • 美浜3号機の事故から17年経過したが、引き続き次世代へ教訓を伝えていくことを我々の課題と捉えること。
  • 原子力は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて大切なエネルギー源であり、事業推進には地域の方や国民のコンセンサスが必要不可欠である。日々のコミュニケーションやエンジニアとして真摯な対応を積み上げるとともに、決して独善的にならない様、常に問いかける姿勢で取組むこと。 

以上