広島市で「三菱・日立理科教室」を開催しました
三菱重工グループは、2011年度より、株式会社日立製作所のOBの方々が中心となって活動しているNPO法人「日立理科クラブ」と共催し、小中学生に科学への興味を喚起するとともにものづくりの楽しさを体験してもらうことを目的に、広島市と日立市で毎年交互に理科教室を開催しています。
今年の理科教室は、8月3日(金曜)、広島市で、当社広島製作所近隣の小学校4~6年生の親子48名を対象に開催しました。テーマは、広島製作所の主力製品であり、空気の圧縮技術を用いるコンプレッサにちなんだ「空気の力を体験しよう」で、講師は「日立理科クラブ」の先生方です。
始めに、空気の興味深い性質を体感してもらいました。目に見えない空気にも重さがあること、また、空気の圧縮と膨張によって急激な温度変化が発生することを実験で目の当たりにすると、親子ともども驚かれていました。更に、発泡スチロールの粒を入れたケースにホースを差し込み、そのホースの反対側をブンブン振り回す遠心力の実験では、発泡スチロールがホースに吸い込まれて先端から雪のように綺麗に飛び出す様子を見た子どもたちから歓声が上がりました。
次に、空気の力を体験してもらう実験として、ポテトチップスの筒を利用し、「ポテチバズーカ砲」を作り、飛距離コンテストを行いました。子どもたちはどうすれば遠くに飛ばせるのかを一生懸命考えて製作し、コンテストは大いに盛り上がりました。
最後に、ダンボールを使った「空気砲」では、「煙の輪」を何度も発射させ、空気の流れを興味深く観察しました。
三菱重工グループは、これからも地域貢献・次世代育成の一環として、子どもたちにものづくりの魅力や科学の楽しさを伝えていきます。
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