ボーイング787を題材に理科授業を開催しました
11月18日(月曜)~19日(火曜)の2日間、当社広島製作所の近隣に位置する広島市立南観音小学校の6年生132名を対象に、紙飛行機を活用した理科授業を開催しました。
冒頭、授業に先立って、広島製作所が航空機事業に携わっていることなど工場の概要を説明するとともに、同製作所に勤務する社員の働く姿を動画で紹介し、学校の近くにある工場でどのような製品が作られているのか、ということについて理解を深めて頂きました。
続いて、今回の理科授業は、一般社団法人ディレクトフォースのご協力により「飛行機はなぜ飛ぶの?」のテーマで行われました。
始めに、生徒たちは講師指導のもとでボーイング787のデザインの紙飛行機の工作に取り組みました。1回目の飛行実験を行った後に飛行機の構造に関する説明を受け、ドライヤーの風で空気の流れを1人1人が体感することにより、飛行機がなぜ飛ぶのか理解を深めました。この知識を踏まえて紙飛行機に改良を加えた2回目の飛行実験では、1回目よりも機体姿勢が安定して遠くまで飛ばせるようになり、生徒たちは、少しの工夫による大きな変化に驚きと喜びを感じていました。
最後に、班対抗で飛距離を競うコンテストを行うと、体育館の壁に届くほど紙飛行機を飛ばした生徒もいて、会場は歓声に沸きました。
生徒からは、『三菱重工がさまざまな製品を作っていることを知った』『飛行機がなぜ飛ぶのか理解できた』などの感想が寄せられました。
三菱重工グループは、これからも地域貢献・次世代育成の一環として、ものづくりを通じ、子どもたちに科学の楽しさを伝えていきます。
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