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TFTは「先進国の飽食」と「開発途上国の飢餓」という世界の食の不均衡を同時に解決することを目指す、日本発の社会貢献活動です。当社グループはこの理念に賛同し、本社および事業所の食堂や飲料自動販売機等でTFTプログラムを導入しています。食堂ではTFTのガイドラインに沿ったヘルシーメニューを喫食すると、1食につき20円がTFTに寄付され、TFTを通じてアフリカやアジアの子どもたちに温かい給食1食が届けられます。また、自動販売機ではヘルシー飲料を購入すると売り上げの一部が寄付される仕組みになっています。
TFTは国内外の多くの企業や大学などでも導入されており、活動を開始してからの累計寄付食数は2017年4月時点で5,110万食余りになっています。品川ビルでは2012年から導入しており、これまでに累計でヘルシーメニュー約1万8千食、ヘルシー飲料約8万本を販売しました。
学校給食は、子どもの健康状態の改善のみならず、給食があることで積極的に学校に通う子どもが増えて就学率が上がり、学力向上につながるなど、開発途上国の課題解決に重要な役割を果たしています。教育や栄養に対する保護者の意識にも変化が見られ、これまでは働き手としていた子どもたちを学校へ通わせるようになった地域も出てきています。ルワンダ・バンダ村の小学校では、支援6年目にして子どもの就学率が100%に達し、出席率は73%から97%へ、卒業率も60%から100%へと大幅に改善しており、活動の努力が実を結んでいます。
このほか新たな取り組みとして、東アフリカの学校などに菜園を設置し、現地の人々が継続的に栄養価の高い食物を生産できるようにすることを目指す農業支援プロジェクトなど、TFTは様々な支援活動に取り組んでおり、活動の場を広げています。
三菱重工グループはCSR行動指針に則り、飢餓・貧困、学習機会等の課題解決に繋がるTFTプログラムに、今後も積極的に参画していきます。
TFTプログラムの詳細は、以下のTFT公式ウェブサイトをご覧ください。
本社16F食堂のヘルシーメニュー
TFT様より感謝状をいただきました
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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