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中高生向けCSR理科授業「航空宇宙教室」を開催

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名古屋航空宇宙システム製作所では、2015年12月23日に「航空宇宙教室」を開催し、当選された中学1年生~高校3年生の40名を招待し、体験学習(リベット打ち体験、紙飛行機教室)と工場見学を行いました。

紙飛行機教室

体験学習の紙飛行機教室では、飛行機の飛ぶ仕組みを学んだ上で、1枚の紙から自分たちで作った紙飛行機を飛ばしました。
参加者のみなさんは、どうやったらより遠くに、長く飛ぶことが出来るのかを試行錯誤して滞空時間競争に挑みました。


「飛行機の飛ぶしくみ」を学ぶ参加者のみなさん

滞空時間競争スタート!

リベット打ち体験(航空機構造組立作業)

リベット打ち体験では、専用工具を使い、穴あけ作業とリベット打ちの航空機組立作業を学んでいただきました。
穴あけは、垂直に穴をあけること、リベットは2人の息を合わせてリベットを打つことを体験。
その後、参加記念として持ち帰っていただくプレートに、参加者各々のイニシャルを穴あけし、リベット打ちしました。


専用工具を使用して穴あけ作業をする様子

二人の息を合わせて「リベット打ち」
(航空機構造組立作業)体験

「ロケットのおはなし」

お昼時間を利用して、少しではありますが「ロケットのおはなし」をしました。工場見学前に、ロケットに関する知識を皆さんにもっていただくことができました。

工場見学

工場見学では、ヘリコプターのコックピットに乗り込んだり、本物のロケットを見ることができ、その大きさや迫力に魅了されていました。一方、大きな製品にもかかわらず、緻密さが要求される技術力にも驚いていたようです。
この工場見学を通じて、ますます航空宇宙・ものづくりに興味を持っていただけたようです。

全体を通じて…

この体験学習や工場見学を通して、子どもたちは将来の職業を考える上で視野が広がりとても良い経験となったようです。また、航空宇宙に興味がある者同士が交流し、活気が溢れる「航空宇宙教室」となりました。
昨年度に引き続き今回が2度目の開催となりましたが、40名の定員に対し、たくさんの御応募をいただきありがとうございました。
今後もこのようなCSR活動を通して、次世代の育成・地域社会に貢献して参ります。


みんなで記念写真

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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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