Press Information

マッチングギフトにより福祉施設に形状記憶食器具を贈呈しました

Print

三菱重工グループでは、三菱重工グループ労働組合連合会 本社・横浜地区本部が行う「ともしび募金」で集まった社員募金額に会社が同額を上乗せして寄付する「マッチングギフト」を毎年実施しています。本年度は、形状記憶食器具(注)のスプーン、フォーク約240本を購入し、東京・横浜・大阪地区の福祉施設37箇所に寄贈しました。

この食器具の柄の部分には、70℃以上のお湯に入れると軟らかくなる性質を持つ、当社開発のポリウレタン系プラスチック素材「形状記憶ポリマー樹脂」が採用されており、握りやすい形に変形させて使用することが可能です。さまざまなハンディキャップにより、既製の食器具を用いた一人での食事が困難な方々にとって、持ち手の形状を記憶できるこの食器具は大変重宝されています。

柄を自由に曲げられる食器で食事もスムーズに

柄を自由に曲げられる食器で食事もスムーズに

今回の寄贈先の施設からは、「早速利用者の使い勝手のよい形状に変形したスプーンを使って、食事をしています。今まで使っていた一般のスプーンと比べ、大変使いやすく役立ちます。」「握力が弱く、自力では食器を握れなかった利用者に活用させていただいています。」といった感想が寄せられました。

三菱重工グループは、これからもCSR行動指針に掲げる「地球との絆」「社会との絆」「次世代への架け橋」を反映した社会貢献活動に積極的に取り組んでいきます。

  • 自力で食事をするのが難しい方のため、「食事を楽しく、自分で食べるを応援する」をコンセプトに株式会社 青芳様(本社:新潟県燕市)が開発した福祉用品ライン「ウィルアシスト」の製品です。

 

 

【関連リンク】

70度のお湯に入れると個人の使い勝手のよい形状に変形可能
70度のお湯に入れると個人の使い勝手のよい形状に変形可能

70度のお湯に入れると個人の使い勝手のよい形状に変形可能

たくさんの施設から御礼状もいただきました

たくさんの施設から御礼状もいただきました


mission_net_zero

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

詳しくは: