世界ウィンド・デーにあわせ、親子風力発電所見学会に協力しました。
三菱重工業株式会社(以下三菱重工)横浜製作所は、2013年6月15日(土)、横浜市環境創造局と日本風力発電協会(JWPA)・日本風力エネルギー学会(JWEA)が主催する「親子風力発電所見学会」に協力し、午前・午後の2回で計135名の親子を金沢工場(横浜市金沢区幸浦)にお迎えしました。
三菱重工は風力発電機(風車)の研究・開発・製造を行っており、横浜製作所金沢工場には実証研究のための国内最大級の風車(実証機)があります。参加者の皆さんは、この風車の間近で技術者から風車の仕組み等について説明を聞いた後、風力発電についてのクイズを交えたミニ講義を受けました。また、見学会では横浜市が瑞穂埠頭(横浜市神奈川区鈴繁町)に建設したハマウィングも見学しました。幸いにも天候に恵まれ、青空の下で風を受けて元気に回る風車を体験していただけました。
参加者からは「とても迫力があり見応えがあった」「これを機会に風力発電や未来のエネルギーについて親子で話をしたい」「再生可能エネルギーの必要性が叫ばれる中で、横浜の誇りとしてもっと広く活用できればと思った」などの感想が聞かれ、風力発電を身近に感じてもらうことができました。
この風車見学会は世界的な風車の祭典Global Wind Dayに合わせて実施しました。世界風力会議(GWEC)と欧州風力エネルギー協会(EWEA)は2007年に6月15日を「風車の日(Wind Day)」と定めて、世界中で一斉に風力発電のイベントを開催しています。日本でも2008年から毎年6月15日前後の休日に各イベントを開催しており、2013年は全国12カ所で風車見学会が開かれています。横浜市の親子風力発電所見学会もその一つで、今年で6回目です。
三菱重工は次世代育成の支援に力を入れており、各拠点の製品に関連した理科授業などの活動を実施しています。横浜製作所では、今回の親子風力発電所見学会のほかにも、近隣小学校向けに風力発電に関連する理科授業を行っております。今後も、ものづくり企業として子供たちが科学技術やものづくりへ興味を持てるよう、次世代育成の支援に取り組んでいきます。
|
|
風車のブレードの前で記念写真