並木中央小学校の6年生を工場に招き、
風力発電についての理科教室を開催しました
三菱重工業株式会社(以下三菱重工)横浜製作所は、11月15日(金曜日)、横浜市立並木中央小学校の6年生59名を工場に招き、「発電の仕組み」をテーマにした理科教室を開催しました。
授業は、洋上風車の生産技術に携わっている社員が講師を務め、モーターの工作・電磁誘導の実験を行った後、工場敷地内の風車実証機を見学。キャリア教育の一環として、職場見学も行いました。子ども達からは、「自分で作ったモーターが回って嬉しかった」「風車の翼の向きが変わるところがすごい」などの声が聞かれました。
近年、理科に対する子供たちの関心・理解力低下、いわゆる「理科離れ」による国際社会での日本の競争力低下が懸念されているなか、三菱重工では、科学技術で地球社会に貢献できる人材を育てることが“ものづくり"企業としての社会的責任の一つであると考え、2008年度から全社で理科授業の開催に取り組んでいます。
ドメイン・事業本部・事業所ごとに特徴ある製品や技術を題材とした内容で授業を展開しており、(1)理科の楽しさを知りものづくりとの関連を実感させ、学習意欲を高める、(2)将来や就労への夢を育てることにメーカーの立場で貢献するの2つを目的に挙げております。
横浜製作所では、本牧工場近くの本牧南小学校やNPO法人「シャーロックホームズ」が運営する放課後キッズクラブに通う児童たちにも理科教室を行っており、風の働きや浮力についてなど、理科と生活を結びつけることで、理科に興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。
1. モータの作り方を真剣に聞く子ども達
2. エネルギーについて説明
3. 風車実証機前で風車の翼について説明