三原製作所に小学生を招いて工場見学と理科授業を実施
三菱重工グループは、11月29日(金曜)、次世代を担う子どもたちに"ものづくり"のおもしろさを伝えることを目的として、当社の三原製作所(広島県)に三原市立本郷小学校6年生67名を招待し、工場見学と理科授業を実施しました。
当日は、はじめに、当社グループおよび三菱重工機械システム株式会社(社長:長谷川守、本社:神戸市、以下MHI-MS)の会社紹介を行い、MHI-MSが世界各地の顧客に納入している製函機(せいかんき)「EVOL」の試運転を見学して頂きました。印刷から型抜き、糊付けの工程を経た段ボールシートが、瞬時に段ボール箱となる実演を目の当たりにした生徒たちからは、そのスピードと迫力に驚きの声があがりました。
次に、NPO法人KU-MA(子ども・宇宙・未来の会)の講師によるダンボールを使った理科授業が行われました。
『大気のない惑星Xに「ゆで玉子観測機」を無事軟着陸させろ!』というテーマで、段ボールに包んだゆで玉子を建物の3階から地上へ落としても割れないようにすることが課題。生徒の皆さんは、段ボールの特性を生かし、どう包めばよいのか知恵を出し合い、協力しながら観測機作りに挑みました。
最後に、柔軟な発想で製作した「ゆで玉子観測機」を実際に落下させ、成否の原因を考察することを通して段ボールに秘められたテクノロジーとものづくりのおもしろさを感じて頂きました。
三菱重工グループは、これからも、地域貢献・次世代育成支援の一環として、子どもたちに理科や科学の楽しさを伝える活動を行っていきます。
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