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三菱重工グループは2015年度より、宇宙事業と深い関わりのある種子島でNPO法人アースウォッチ・ジャパンが行う「種子島アカウミガメ保全調査」を支援しています。4年目となる本年度も、産卵のために砂浜を訪れる親ガメの個体識別と孵化直後の子ガメの形態に関する調査が6月から8月にかけて計6回行われました。
子ガメの調査は8月4日(土曜)から8月8日(水曜)の間に2泊3日で2回行われ、各回、社員ボランティアと一般ボランティアが6名ずつ参加しました。
夜間に行った調査では、ボランティアが孵化の期待される複数の産卵巣のそばに分かれて研究者と待機し、子ガメたちが次々と穴から脱出し始めると、行動を阻害しないよう細心の注意を払いながら鱗板調査や体重測定などを行いました。
今回の調査では合計123匹を確認することができ、鱗板の配列に奇形が見られる子ガメが予想以上に多かったことのほか、体重差が生じるのは母ガメの大きさや砂中の温度に関係があることなど、アカウミガメの生態に関する貴重な調査結果を得ることができました。
このように、4年前に始めたこの調査によって、アカウミガメの生態に関する有意義な調査結果が得られており、ウミガメの保全に役立つことを期待しています。
三菱重工グループはこれからもCSR行動指針に則り、環境および生物多様性の保全に取り組んでいきます。
調査プログラムの詳細は以下URLをご参照ください。
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