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三菱重工業は20日、三菱重工横浜ビル内に株式会社ニチイ学館が設立・運営する保育園「Sun Marina Kids(サン・マリーナ・キッズ)」の園児の定員枠を借り切って社員の子ども向けに提供することを始めました。仕事と育児を両立しやすい職場環境をつくることが狙いで、企業内の保育施設は、2010年4月に長崎造船所内に開設した「三菱重工 キラキッズ保育園」に続き今回が2例目です。
Sun Marina Kidsはニチイ学館直営の保育施設です。横浜・みなとみらい地区にある高層の当社ビル内に開設するもので、定員は30名。当社・グループ会社社員の子ども0~3歳児が対象です。保育時間は、当社営業日の7時~19時(20時までの延長保育あり)、施設内調理での食事提供を行います。
保育だけでなく教育にも重点を置いているのがSun Marina Kidsの特徴です。実施プログラムは、英語、リトミック、体操の3科目で、特に英語については、ニチイ学館が展開する英会話スクール「COCO塾」のインストラクターによる遊び感覚で楽しく学べるプログラムを取り入れます。
ニチイ学館は、医療関連、介護・ヘルスケア、教育に保育を加えた5つを柱に事業を展開する総合生活支援企業で、医療関連と介護ではわが国最大手です。このうち、保育については、「おもいっきり遊ぶ。おもいっきり学ぶ。」をテーマに、やさしく・つよく生き抜く力を育むことを保育理念とし、直営保育園「ニチイキッズ」の運営をはじめ、保育サービスの業務受託、保育従事者の人材派遣、企業内の保育所開設サポートなどに取り組んでいます。創業は1968年で、売上高は2,671億円(2012年度)です。
今回の保育施設開設は、「三菱重工グループCSR行動指針」に掲げる「次世代への架け橋」に沿った活動であり、安心して働ける職場環境づくりに寄与するとともに、「男女共同参画」や「仕事と家庭の両立」などの観点を踏まえ、次世代を担う人材の育成を支援していきます。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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