Press Information
今月号では、社長が各拠点の社員とダイレクトコミュニケーションを行う「社長タウンミーティング」と、夏休み期間に各所で開催されたこども向けイベントについてご紹介します。
1.社長タウンミーティング開始
本年度も社長タウンミーティングがスタートしました。8月24日の三菱重工横浜ビル(原動機事業本部、環境・化学プラント事業部)を皮切りに、9月2日に機械事業部(広島)、3日に神戸造船所、8日には汎用機・特車事業本部(神奈川)で実施しました。本年度は「若手社員との懇談会」と「職場訪問」の二本立ての構成で、「若手との懇談会」ではこれからの時代を担う重要な世代の一つである35歳世代(「フォーラム35」メンバー等)や各所で実施されている風土改革活動に熱心に取り組んでいる若手社員等との闊達な意見交換を実施しています。「職場訪問」では工作現場等を中心に2~3箇所を訪問しフランクな対話とともに写真撮影を行っています。社長タウンミーティングは、社長と社員のダイレクトコミュニケーションにより風通しのよい風土を作り、さらに社員の参画意識とモチベーションの向上を図ることを目的に本年度も今後全事業所で実施していく予定です。
(写真:神戸造船所「フォーラム35」メンバーとの懇談会)
2.学校の夏休みにあわせ各地でこども向けイベント開催
学校が夏休みとなる7~8月、各地の事業所で学習イベントを開催しました。その一部をご紹介します。
「三菱重工長崎サマースクール」(長崎造船所)
8月19日から20日、「未来の技術を見に行こう!」と題し、長崎県内の小学校5、6年生20名を招き宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター(茨城県つくば市)と三菱みなとみらい技術館(横浜市)を見学しました。
JAXA筑波宇宙センターでは、H-IIロケットの実機や宇宙飛行士の訓練施設、実物大の人工衛星などを見学、三菱みなとみらい技術館では、模型やゲームを通して、当社製品や技術を楽しく勉強しました。応募者約170名から抽選で選ばれた20名の子どもたちも、このイベントが終わる頃にはみんな仲良くなって、夏休みの楽しい思い出とともに新しい友達ができたようです。
(写真左:JAXA筑波宇宙センターにて/右:三菱みなとみらい技術館で見学)
下関造船所 ものづくり教室
国土交通省九州運輸局下関海事事務所にご協力いただき、8月20日、下関造船所江浦(えのうら)工場において「ものづくり教室」を開催しました。昨年は社員の家族を対象に実施しましたが、今年はホームページを通じて一般からの参加者も募集し、下関市内の小学生26名が参加しました。
下関海事事務所の職員の方々による出前講座では、「船と私たちの深いつながり」をテーマに、船が私たちの生活に重要な役割を果たしていることを説明していただきました。
工作教室では、ゴム動力で進む「パタパタ船」を作り、プールで進水させ満足そうでした。工場見学では船台の大きなカーフェリーを見学したのち、コミュニケーションロボット「wakamaru」との会話や散歩などを体験しました。記念撮影では自分たちのつくった船を手に、「自分で作った船が動いたときは嬉しかった」と目を輝かせていました。
(写真:プールでパタパタ船を進水)
またこの他にも、高砂製作所(3D立体映像であそぼう)、工作機械事業部(滋賀)(紙ヒコーキを飛ばそう)、神戸造船所(エネルギー学習他)などでも7~8月にかけてサマースクールを、本社や横浜製作所では職場見学イベントを実施(本社については前号に掲載)。さらに高校生向けに名古屋航空宇宙システム製作所で「スーパーサイエンスハイスクール」理科教室を実施するなど、各地で夏休みの体験学習の場を提供しました。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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