コンテナ船MOL COMFORT海難事故について(その5)

2013年6月17日発生した株式会社商船三井が運航するコンテナ船“MOL COMFORT(エムオーエル コンフォート)”のインド洋での海難事故に関する当社対応の最新状況について、以下のとおりお知らせ致します。

【対応状況】

今回の海難事故については、現在、株式会社商船三井、船舶検査機関(一般財団法人 日本海事協会)及び当社の3者が協力し、原因調査・究明中です。

2013年6月27日付「コンテナ船MOL COMFORT海難事故について(その4)」にて、お知らせ致しましたとおり、株式会社商船三井運航の同型船6隻は、船舶検査機関の構造規則を満足しているものの、株式会社商船三井、船舶検査機関との協力により、再発予防措置としての十分な船体構造の強化対策を実施予定です。
また、当社は、MOL COMFORTの準同型船(*)を、株式会社商船三井以外の海運会社向けに4隻建造しており、現在就航中です。
これらの準同型船4隻についても、船舶検査機関の構造規則を満足しておりますが、今回の事故を踏まえ、納入先海運会社、及び船舶検査機関との共同により、可及的速やかに安全点検を実施すると共に、予防措置として船体構造の強化対策を実施する予定です。

(*) 準同型船とは、主機関、コンテナ積み個数や居住区などの仕様変更を織り込んだ船。