配水・送水設備

三菱重工グループは、水力発電所向水圧鉄管や火力・原子力発電所向循環水管・管槽につき、豊富な実績を有しています。
また、高張力鋼の実用化・短工期工法の採用・分岐管の合理化設計などの技術開発に積極的に取組んでいます。

この製品の取り扱い会社:

巨大な鉄管をつないだ豊富な経験と高い技術

水圧を利用して電力を生み出す水力発電は、古くから人々の生活を支えてきました。当社は、これまでに国内外で8万キロメートル以上に及ぶ水圧鉄管を納入してきた実績を誇ります。実際、奥美濃発電所(岐阜県)や神流川発電所(群馬県)、小丸川発電所(宮崎県)、徳山水力発電所(岐阜県)など、全国各地の発電所建設プロジェクトに大きく関っています。

特に豊富なのが、強度や耐久性に優れる「高張力鋼」を使用した水圧鉄管の実績です。
溶接時の温度管理など、細かな技術と経験が必要になるため、「100キロ鋼」と呼ばれる高張力鋼を使用した水圧鉄管では、三菱重工機械システムが国内唯一の実績を有しています。

国内の主な事例

神流川発電所

納入 2005年(1期)、2010年(2期)
所在地 群馬県多野郡上野村
顧客名 東京電力株式会社殿

日本初、HT100高張力鋼を適用。全長1,397メートル(1期)、1,365メートル(2期)の鉄管・分岐管2本の製作・据付。

小丸川発電所

納入 2006年(1期)、2009年(2期)
所在地 宮崎県児湯郡木城町
顧客名 九州電力株式会社殿

HT100高張力鋼を適用。全長1,391メートルの鉄管・分岐管2本の製作・据付。

海外の主な事例

プルリア揚水発電所

納入 2007年
所在地 インド国西ベンガル州プルリア地区
顧客名 West Bengal State Electricity Board

全長645メートルの鉄管・分岐管の製作・据付。

ナムテン2水力発電所

納入 2008年
所在地 ラオス カムアン県
顧客名 IT-D殿(タイ)・西松建設JV殿

全長1,066メートルの鉄管・分岐管を製作・据付。

関連情報

営業・サービス窓口

三菱重工機械システム株式会社

表は横にスライドしてご覧いただけます。

名称 住所 部署名
東京本社 〒108-8015
東京都港区芝五丁目33番11号
田町タワー
設備インフラ事業本部
営業部 東京営業課 2チーム、3チーム

電話: 03-5476-6921(代表)
FAX: 03-5476-6922(代表)

三菱重工グループの実績