小学生を招待し「飛島宇宙教室2019」を開催しました
三菱重工グループは、衛星打上げ用ロケットの開発・製造・打上げに携わる当社グループならではのCSR活動として、ロケットの打上げが行われる種子島やロケットの製造工場に小学生を招き、座学だけでなく、体験を重視した当社エンジニアによる特別理科授業「宇宙教室」を開催しています。
今回は、11月16日(土曜)に愛知県飛島村の名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場に小学校5~6年生30名を招待し、昨年に続いて2回目となる「飛島宇宙教室2019」を開催しました。
最初に行われた実験授業では、液体窒素や酸素/水素ガス、ジャイロなどを用いて、子どもたちがロケットの打上げや人工衛星の仕組みについて体験的に学べるよう努めました。
次に、大型ロケットの製造と組立てを行う工場を見学し、実物と同じ素材の展示品に触れながら、組立中のH-IIAおよびH-IIBロケットを見学。子どもたちはその大きさに驚いていました。続いて、ミニペンシル水ロケットの工作を体験し、打上げ大会では色とりどりの自作ロケットを空高く飛ばして、大いに盛り上がりました。
最後に、エンジニアから子どもたちに、「近い将来、人間が月や火星に行く時代が来るので、宇宙に関わる仕事に携わりたいなら、自分が何をしたいか考え、勉強して欲しい。夢を叶えるには、さまざまな人との出会いを通して幅広い考え方を学ぶことが必要」とメッセージを伝えて閉校しました。今回のこの経験が子どもたちにとって自身の将来を考えるきっかけになってくれることを願います。
三菱重工グループは、今後もさまざまな機会を通じて次世代を担う子どもたちの支援に積極的に取り組んでいきます。
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