MCO Saudi Arabia Limited

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MCO Saudi Arabia Limited


社長  藤本 辰彦

社長
藤本 辰彦

お客様の相談役として、長期の連続稼働をサポート

当社は三菱重工コンプレッサ株式会社(MCO)と三菱商事株式会社との合弁で2011年に設立された、サウジアラビア法人です。同国の石油化学、ガスプラントで使用されるコンプレッサ、またコンプレッサ駆動用の蒸気タービンのアフターサービスに関する事業を展開しています。2017年にはMitsubishi Power Saudi Arabia Limited,Co(MPW-SAU)工場の一部をシェアド工場として主要部品の点検、補修事業専用に使用させていただくこととし、操業開始以来毎年30本以上のロータの点検整備に携わってきました。またMCOは1970年代より中東地区全域に約600台のコンプレッサ、駆動タービンを納入しています。これらのお客様は、プラントをより安定に、より長期の連続稼働を望まれており、お客様のご要望を実現するために適宜運転状態の診断や、トラブル時のアドバイス、現地調査を通じ、Value UP Menu(注)など最新技術を提案しています。

  • 性能、信頼性UPの新技術適用メニュー

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独自の技術で長期の安定稼働に応える

独自の技術で長期の安定稼働に応える

PAUT検査(Phased Array Ultrasonic Test)

蒸気タービンに適用する超音波探傷検査の一つで、ロータの組立状態のままロータ翼溝内部の欠陥を検出することができるので、ロータ整備時の検査で採用しています。翼溝内部欠陥を検出し、補修することで、長期連続運転に対する信頼性が確保できるため、年々採用事例が増加しています。

コーティング済みの圧縮機ロータ
コーティング済みの圧縮機ロータ

サーマロンコーティング

圧縮機ロータと静止部品のガス流路表面をPTFE(注)でコーティングすることで表面粗度を低く抑え、運転中に発生するガス由来のポリマー付着によるロータのアンバランス発生を抑制し、長期間連続運転を実現します。MCOSAではロータ整備のValue Up Menuとして新規および再コーティングのサービスを提供しています。

  • Poly Tetra Fluoro Ethylene(フッ化炭素樹脂)。フッ素原子と炭素原子からなるフッ素樹脂。デュポン社によってテフロンと商品化されているように、主に工業用としての用途が多いが、生活の中でも見かけることができる。高い耐熱性がある
入居しているオフィスビル
入居しているオフィスビル
シェアド工場にて、整備中のロータ
シェアド工場にて、整備中のロータ
お客様の立会検査に当たるハジム社員(左)とお客様(右)
お客様の立会検査に当たるハジム社員(左)とお客様(右)
シェアド工場でタービンロータの目視点検に当たる様子
シェアド工場でタービンロータの目視点検に当たる様子
新型コロナで規制がある中、サウジアラビアに来訪する技術指導員メンバーの入国を支援しました
新型コロナで規制がある中、サウジアラビアに来訪する技術指導員メンバーの入国を支援しました
砂漠では、ときどきラクダの放牧が見られます
砂漠では、ときどきラクダの放牧が見られます
アル・コバールから望む、穏やかなペルシャ
アル・コバールから望む、穏やかなペルシャ湾
アルカラ洞窟(世界遺産アハサーオアシス内)
アルカラ洞窟(世界遺産アハサーオアシス内)
マンディ(上)とケバブ(下)
マンディ(上)とケバブ(下)。ホブスという当地ならではのパンと一緒にいただきます

COMPANY INFORMATION

設立

2011年

事業内容

コンプレッサ、駆動蒸気タービン及び関連機器のアフターサービス

本社所在地

P.O.Box 3782,Al Khobar 31952,Kingdom of Saudi Arabia

従業員数

17人(2021年8月末現在)

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