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上海環球金融中心向け制振装置現地性能確認試験を実施

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中国建築工程・上海建工(集団)総公司共同企業体殿から受注した上海環球金融中心向け制振装置工事において、5月2日、本工事の発注者である森ビル株式会社森専務殿ほか幹部役員の方々の立会の下、現地で性能確認試験が行われました。

このビルは地上101階建て、高さ492メートルと中国で最も高い超高層複合ビル(世界第2位)で、今夏に竣工予定です。
この制振装置は、1台当たり150トンもの錘を持ち、強風時の居住性を向上させるため、ビルの頂部付近(地上90階部分)に2台設置しています。性能確認試験では、制振装置を加振機代わりにして建物を揺らし、まずは制振装置を起動させない状態でどの程度揺れが続くかを確認しました。次に制振装置として起動することで、その揺れがいかに急速に収まるかを実際に肌で体感していただき、性能効果をご確認いただきました。


振動試験を体感中の森ビル株式会社幹部役員の皆さん
(上段左より森専務殿、本常務殿)


Tags: インフラ・鉄構,アジア,I&Iドメイン
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