燃料化・再利用設備
燃料化・再利用設備
下水処理場で発生する下水汚泥を炭化処理して炭化物を製造するシステムや、各種汚泥、無機系化合物、食品廃棄物、樹脂製品など幅広い分野でご利用いただける乾燥機をご紹介します。
この製品の取り扱い会社:
下水汚泥炭化燃料化システム
下水処理場にて発生する下水汚泥(脱水汚泥)を炭化処理し、炭化物を製造するシステムです。製造した炭化物は、火力発電所で石炭代替燃料等として有効利用でき、温室効果ガス排出量低減、低炭素・資源循環型社会構築に貢献することができます。
低燃費
炭化温度の上昇に伴いガス化が促進されるため、発生した熱分解ガスを炭化の熱源として使用できる熱量が増加します(A<B)。当社では、汚泥を最も効率的に炭化できる温度を採用しており、炭化の熱源の大半に外部燃料(重油等)を使用している他方式と比べて、補助燃料使用量とCO2排出量を大幅に低減できます。
低CO2
補助燃料使用量が少なく、熱分解ガスを高温クリーン燃焼することでCO2排出量を極小化できます。
安全・環境配慮
自己発熱量を十分に抑制した炭化物の製造が可能なため、炭化物は電力会社における石炭同等の安全基準を遵守できます。また、臭気が無く、周辺環境への影響はありません。
二軸/四軸ディスク乾燥機
当社独自の攪拌ディスクが、常時、効率的に対象物をかき混ぜ、伝熱面への付着を防ぐため、粘着性の高い対象物でも安定的に乾燥できます。
三菱スマートドライヤー(Mitsubishi Smart Dryer)は、各種汚泥、無機系化合物、食品廃棄物、樹脂製品など幅広い分野でご使用いただける乾燥機です。
世界最高水準の低燃費
- 独自の省エネ設計により、世界最高水準の低燃費を実現しております。
- 乾燥に必要な蒸気の消費量を抑えることが出来ます。
- 間接加熱方式のため、設備がコンパクトです。
詰まりにくい二軸/四軸ディスク式
- 幅広い対象物に適用可能な二軸/四軸ディスク式を採用しております。
- 独自の攪拌ディスクが、常時、効率的に対象物をかき混ぜ、伝熱面への付着を防止するため、粘着性の高い対象物でも安定的に乾燥できます。
余剰蒸気を有効利用可能
- 乾燥用熱源として、隣接設備などからの余剰蒸気(0.5~0.8 MPaG)を利用できます。
- 余剰蒸気を利用すれば、ランニングコストを大幅に低減するとともに、CO2の削減に貢献します。
減容化による産廃処分費の低減
- 乾燥することで、対象物を減容化でき、産廃処分費を大幅に低減できます。
汚泥混練設備
混練焼却灰または脱水ケーキを埋め立て処分するために、セメントとミキシングする設備です。