複合材パネル
複合材パネル
三菱重工業は、航空・宇宙分野を中心に長年複合材を製品へ使用してきました。その知見とグループ内の製造装置の技術を活かし、熱可塑性樹脂を利用した、軽量・高剛性の複合材コルゲートパネルを開発しました。
この製品の取り扱い会社:
特長
- 軽量・高剛性
- 曲面性付与
- 高耐食性
- 後曲げ加工可
材料比較
複合材に中空コルゲート構造を採用することで、他の材料より軽量です。
等価曲げ剛性比較
項目 | 曲げ剛性 (100mm幅) |
材質 | 平米重量 (注1) |
パネル 厚さ |
---|---|---|---|---|
複合材コルゲートパネル | 3.8 × 105 kN · mm² |
炭素繊維/樹脂 | 3.6kg/m² (1.0) |
20mm |
複合材平板 | 炭素繊維/樹脂 | 15kg/m² (4.2) |
10mm | |
サンドイッチパネル | ガラス 繊維平板/ 発泡フォーム |
7.4kg/m² (2.1) |
35mm | |
アルミ平板 | AL5052 | 24kg/m² (6.7) |
9mm | |
鉄鋼平板 | SS400 | 49kg/m² (13.6) |
6mm |
- 1赤色の数字は、複合材コルゲートパネルを基準とした比率を示しています。
炭素繊維以外にもガラス繊維の適用、環境に適した樹脂選定、荷重に応じたシート厚さ選定により、用途に適したパネル製品開発を進めております。
汎用複合材のリサイクル
リサイクル炭素繊維の適用で資源の循環に貢献します。
- CO2排出量の削減
- 炭素繊維の有効利用
- 複合材の低価格化