エッジデータセンター

欲しいとき、 欲しいところに 高出力データセンターを開設。エッジコンピューティングを加速する可搬型データセンター登場
IoT、AIが加速する今、大量のデータを瞬時に処理するニーズが高まっています。処理遅延が弱点となるクラウド 方式に対し、データが発生する現場でリアルタイムに高速・分散処理を行う「エッジコンピューティング」が注目されています。また、増え続けるデータ処理に対し、効率的な熱処理も不可欠です。 これらを解決するのが三菱重工の提案する「エッジデータセンター」。工場や防衛、研究施設などでの独立した運用も可能で、セキュリティの確保にも有効です。高出力・高密度・省エネ性を兼ね備え、社会のDXを支える重要な情報インフラとして、新たなデータビジネスの機会を創出します。

この製品の取り扱い会社:

コンパクト・可搬性を活かした多彩なユースケース

高速なデータ処理能力を、欲しい時、欲しい場所に設置・運用できます。その特徴を活かし、通信環境が不足する地域や一定期間だけデータセンターでの処理能力が欲しいシチュエーションにも、圧倒的な処理能力をご提供します。コンテナ型の採用により、撤去・移動の際も作業が容易で、データセンターの運用コストを抑えることが可能です。様々なニーズに合わせて、お客様のビジネスアイディアを実現できます。

ローカル5Gネットワーク
基地局の処理能力をバックアップ
製造業DX
工場・生産設備のFA化とデジタルツイン
遊休地活用
狭い・分散した土地でもDC構築
CGI・フィルムメーキング
G合成を撮影現場で高速リアルタイム処理
データマイニング
限られたスペースに高密度な演算能力
自動運転
運転支援の大量データの通信・分析
音楽フェス・エンタメ
画期的な演出・リアルタイム処理に
AI開発・大学など研究施設
研究の期間に合わせて、設置・移動・拡張
防衛関連分野
どんな環境でも情報拠点を構築可能

ニーズに合わせてサーバー冷却方式を自在にカスタマイズ

サイズ、サーバー冷却方式などをニーズに合わせた高いカスタイマイズ性を備えています。

サーバー構成イメージ
(12ftコンテナ エッジデータセンター)

12ftコンテナに最大40kVAの高出力データセンターを搭載

小さくても、パワフル
優れた冷却性能により、12ftのコンパクトなコンテナ内に最大40kVAの高出力データセンターを実現しました。
優れたメンテナンス性
防雨・防塵性に優れた密閉型コンテナに、多彩なサーバーラックを設置。交換、メンテナンスも容易です。
コンテナサイズの可搬性
12ft~40ftのコンテナサイズだから、運搬も容易。据え付けが簡単で、開設までの工期が短くスピーディです。
自由な運用、多様な電力
必要な処理能力に合わせてユニットを増減でき、短中期的な計画に合わせた運用が可能。電力も系統だけではなく、再エネや自家発電にも対応可能です。
コンテナサイズ 12ft
3.6m幅×2.4m奥×2.6m高
サーバー最大電力 液浸25kVA、空冷8kVA、水冷8kVA
電力系統 1系統
コンテナ設備最大電力 60kVA(AC200V φ3)
電力接続方式 端子台接続
コンテナ設備重量(IT機器未搭載)(液浸オイル含) 8ton
設備環境温度 –15°C〜40°C
熱帯地域対応(–5°C〜50°C) 液浸サーバー数のみ要相談
寒冷地対応(–40°C〜32°C) ◯(凍結防止対処要)
耐震性 設計震度 震度6強
雷対策 電源用SPD
自動消火設備 簡易窒素パージ式
通信設備 モバイルルーター(サーバー除く)
防塵対応 ◯(サーバー室内密閉型)
塩害対応(オプション)
施錠 鍵施錠
認証管理(オプション) テンキー施錠
遠隔監視: アラート監視 統合制御・監視システム連動
遠隔監視: 視覚監視 ネットワークカメラ
消防基準 適応外
建築基準 適応外

三菱重工グループの実績