命と健康を守り、事故を防ぐために
安全体感センターは、作業現場に潜むさまざまな危険を疑似的に体感することで、危険源の本当の怖さを認識し、従業員の危険感受性を高め、災害の発生を未然に防止することを目的とした体験型の安全教育施設です。
事故を未然に防ぐために必要な「基礎危険能力」と「危険感受性」を伸長させ安全意識を向上していきます。
「見て、触れて、自ら考える」を重視した体感教育
- A.高所危険体感
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- 高所危険体感
(高所足場歩行) - 墜落制止用器具
(フルハーネス)装着体感 - 落下衝撃測定体感
- 高所危険体感
- B.回転体危険体感
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- ロール巻込まれ体感(低速)
- 回転軸巻込まれ体感(高速)
- 安全扉体感
- ボール盤巻込まれ体感
- グラインダーキックバック体感
- C.吊り荷危険体感
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- クレーン吊り荷転倒体感
- クレーン吊り荷振れ体感
- 手指挟まれ体感
- ワイヤ切断体感
- D.その他の危険体感
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- 液飛散体感
- 滑り・転倒体感
- 粉じん爆発体感
- ドラム缶爆発体感
(映像による)
- E.電気危険体感
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- 検電器の使用前点検と
正しい使用方法 - 低圧電気による感電体
- コンセントによる発熱・発火
(トラッキング現象)体感 - 高圧電気による感電体感
- 検電器の使用前点検と
- F.VR装置による危険体感
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2つのVR装置を採用し、約50アイテムの危険体感が可能です。
- 墜落・転落事故体感
- 感電事故体感
- 挟まれ巻込まれ事故体感
- 交通事故体感
- 火災・爆発事故体感
- 危険予知トレーニング
- その他の事故体感
- 安全体感センター VRコンテンツリスト (102 KB)
- G.指差呼称有効性体感
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- 指差呼称有効性
確認システム機器での体感
- 指差呼称有効性
- H.AED装置体感
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- AED装置による
心肺蘇生体感
- AED装置による
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GROUP WORK - 受講室での講習
体感前の事故事例の説明や、体感後に事故原因と対策をディスカッションで、危険感受性を高めます。
教育プログラム例[半日]
講師からのメッセージ
安全教育や技術の進歩により労働災害は減少しているものの、作業現場において危険を完全に排除することはできません。経験・知識不足はもとより、慣れや油断も事故につながる要因となります。安全体感センターの講習では、実際に起こった災害事例などもお伝えしながら、さまざまな災害の怖さを体感し、危険に対する感受性を高め、安全意識の向上を目指します。最新VRの導入により、さらにリアルな疑似体験が可能になりました。新人の方だけでなく、作業に慣れてきた方、新人の教育に携わる方にもぜひご受講いただき、安全意識の向上にお役立てください。
受講者アンケートより
40代 男性
労働災害の怖さをリアルに感じることができ、安全意識を高めることができました。定期的な受講が必要だと感じました。
30代 女性
少人数での体感教育は、運営側は実施回数が増えて大変かと思いますが、私たち受講者としては体感度が高くなり、ありがたいです。
50代 男性
VR体感後の労働災害についてのディスカッションが新鮮でした。他者の気づきや着眼点の違いに考えさせられ、よい勉強になりました。
40代 女性
すべてが新鮮でした。特にVR、指差し呼称は効果を実感できました。この体感教育を自分の職場で活かそうと思います。
20代 男性
安全への感受性を高めるよい機会となりました。2回目、3回目の機会があれば、また受講してみたいと思いました。
アクセス
〒317-8585 茨城県日立市幸町3丁目1-1
[徒歩の場合]
JR常磐線「日立駅」から海下門経由で 約20分
[タクシーを利用の場合]
JR常磐線「日立駅」から山側門経由で 約8分
その他情報
パンフレット
紹介映像