モビリティ

1910年に客車と市街電車の製造を開始以来、蒸気機関車や電気機関車を経て、現在は新交通車両の開発・製作を通じ、公共交通の発展と社会進歩に寄与してきました。

今日ではAGTやモノレールなど累計1100両を超える新交通車両を製作するとともに、鉄道をも含むシステムインテグレーションを通じて各地のCO2削減、そして低炭素社会の実現に貢献しています。

1. 新交通システム

国内外のAGT/APMシステムから、懸垂式モノレール、路面電車迄都市交通の様々な場面に適応する新交通システムを提供しています。

2. メトロ

都市内・都市間の乗客輸送を担う鉄道システムの設計・調達・建設・試運転(インテグレーション)から納入後の保守・能力増強などのアフターサービスを提供しています。

3. エアブレーキ装置

1943年に製作を開始したエアブレーキ装置事業は、スクロール式、電動機直結、冗長性確保を特徴とします。最新モデルでは潤滑油に関する作業が不要で環境負荷が低くメンテナンス性に優れるオイルフリーコンプレッサーを搭載し、モビリティの安全確保に貢献しています。

4. 交通システム向けアフターサービス

交通システム向けアフターサービス
交通システム向けアフターサービス

国内外の関連会社とも協力し、お客様のシステムが安全かつ効率的に運用されるよう、デイリーメンテナンスからオーバーホールまでシステム完成後の運転保守管理サービスを幅広く提供しています。また近年では、保守履歴をデータ化し分析する事で部品交換頻度の改善等、各種検討に活用できる保守履歴のデジタライゼーションに積極的に取り組んでいます。

5. 総合交通システム検証施設

試験センターの全体図
試験センターの全体図

「MIHARA試験センター」では日本の鉄道システムのグローバル競争力向上に寄与するため、技術開発やデモンストレーション、研修・訓練のためのプラットフォーム設備を提供します。

三菱重工グループの実績