総合交通システム検証施設
総合交通システム検証施設
「MIHARA試験センター」
Multipurpose Integrated Highly-Advanced Railway Applications
Multipurpose Integrated Highly-Advanced Railway Applications
日本の鉄道システムのグローバル競争力向上に寄与するため、技術開発やデモンストレーション、研修・訓練のためのプラットフォーム設備を提供します。
活用とその効果
- 研修・訓練
- 海外の鉄道関係者の方が、実地に日本の鉄道システムに触れることにより日本のシステムに精通し、諸外国との相違、技術レベル等の理解を深めることができます。
- 実際に外国人へ教育するトレーナーの育成やトレーニングノウハウの蓄積が可能となります。
- 技術開発・安全性評価
- 実運用に近い条件での実証や安全性評価により、現地実路線での試験軽減や新技術、新システムの実用化を早めることが可能となります。
- 規格認証
- 海外鉄道事業者の要求仕様、適合規格に沿ったデータ取得、評価が可能となり、日本技術の輸出促進につながります。
利用の具体例
システム検証
- 車両や信号などの規格適合や認証、評価のためのデータ取得
- RAMS規格 (IEC62278)、EMC規格 (IEC62236) 等の対応
- 耐久試験、サブシステムを組み合せたインテグレーション試験
現地再現試験
- 海外案件でお客様から要求される各種事前試験 (新設路線の場合)
- 現地等での懸案事項に対する事象再現試験
- 各種環境対応試験 (騒音、振動、EMC (Electromagnetic Compatibility) 他)
トレーニング、デモンストレーション
- 鉄道新興国へのO&M (Operation & Maintenance) のトレーニング
- 現地工事の事前トレーニング
- 日本仕様の鉄道システムのデモンストレーション
技術開発
- 新規技術開発におけるプラットフォーム (実規模実験等)