中山名古屋共同発電株式会社 名古屋第二発電所
[ 大気汚染防止 ]
[ 環境装置 ]

大型クローラークレーンを使用し鉄塔部材を一体架設することで、狭隘な工事エリアながら工事の安全性確保と工期の短縮化を図ることが出来ました。

名古屋第二発電所建設工事に伴う、バイオマス混焼発電方式の石炭火力発電設備(11万キロワット)用排気筒として納入したものです。日本ERI株式会社の性能評価を受け、国土交通大臣認定を取得しました。排気筒筒身には排ガス条件を考慮し耐食性に優れたFRPを採用しました。これにより従来の鋼製筒身に比べ、耐食性と構造の軽量化を両立して達成することが出来ました。

客先
中山名古屋共同発電株式会社殿
工事名称
名古屋第二発電所発電設備建設工事
完成年月日
平成28年9月27日

諸元

煙突形式 一筒FRP筒身鋼製四角鉄塔支持型
煙突高さ GL+80m
筒身径 3.2mφ
塗装仕様 ふっ素樹脂系
筒内ライニング仕様 FRP
付帯設備 航空障害灯、ITV設備、ラックピニオン式エレベータ
架設工法 大型クローラークレーン工法

ギャラリー

全景イメージ図
鉄塔一体架設
鉄塔一体架設

三菱重工グループの実績