株式会社神戸製鋼所 3号、4号(仮称)煙突
[ 大気汚染防止 ]
[ 環境装置 ]

大型ブロックによる架設が可能なクローラークレーン工法を採用しました。

本工事は、2021年度(3号機)、2022年度(4号機)に運転開始予定の高効率石炭炊き発電プラント向煙突として納入したものです。日本ERI株会社の性能評価を受け、国土交通大臣認定を取得しました。本煙突は2000年に当社が納入した神鋼神戸発電所向け煙突と同規模・同構造であり、構造体である外筒の内側に燃焼排ガスが通る筒内ダクトを設け、同材質には長期メンテナンスフリーを可能とするスーパーステンレス鋼(NSSC270)を採用しました。煙突の約147mの位置に渦励振低減のためのTMD式制振装置を設置しています。

客先
株式会社神戸製鋼所殿
工事名称
Fプロジェクト 石炭火力発電設備(650MW×2)ボイラー用煙突(新設3号機&4号機)
完成年月日
2020年(令和2年)1月31日

諸元

煙突形式 鋼製自立二筒連立型煙突
煙突高さ GL+150m
筒身径 外筒内径:上部7.39m 下部10.0m 筒内ダクト内径:6.75m
塗装仕様 ポリウレタン樹脂系
筒身材質 外筒(SS400,SM490A,SM520B)
筒内ダクト(NSSC270)
付帯設備 ラックピニオン式エレベーター、TMD式制振装置、
中光度赤色航空障害灯、頂部FRP製美観ルーバー
架設工法 クローラークレーン工法

ギャラリー

全景写真
クローラークレーン架設状況
TMD式制振装

三菱重工グループの実績