株式会社JERA 武豊火力発電所5号機煙突
[ 大気汚染防止 ]

大型ブロックによる架設が可能な大型クローラークレーン工法を採用しました。

本工事は、既存発電設備のリプレースとして2021年度運転開始予定の高効率石炭炊き発電プラント向け煙突として納入したものです。一般財団法人日本建築総合試験所の性能評価を受け、国土交通大臣認定を取得しました。煙突の約119.8mの位置に鉄塔と筒身の間に、オイルダンパーを8基設置した制震構造を採用しています。

客先
株式会社JERA殿
工事名称
武豊火力発電所5号機煙突新設工事
完成年月日
2020年(令和2年)9月30日

諸元

煙突形式 一筒四角形鉄塔支持型
煙突高さ GL+180m
筒身径 放出部7.2mφ、一般部7.8mφ(鋼板内径)
塗装仕様 ふっそ樹脂系
筒内ライニング仕様 1:4ガナイト30mm + 高強度ポルトランドセメント系耐酸キャスタブル40mm
付帯設備 地震対策用制震装置(オイルダンパー)
ラックピニオン式エレベーター、航空障害灯
折れ階段、水洗配管
架設工法 大型クローラークレーン工法

ギャラリー

全景写真
クローラークレーン架設状況
制震装置(オイルダンパー)

三菱重工グループの実績