日揮株式会社 仙台港バイオマスパワー発電所建設プロジェクト
[ 大気汚染防止 ]
[ 環境装置 ]

本工事は、2025年運転開始予定の高効率バイオマス発電プラント向け鋼製自立型煙突として納入したものです。

日本ERI株式会社の性能評価を受け、国土交通大臣認定を取得しました。
煙突は、GL+31.5m以下は6.00mφ、GL+37.5m以高は3.55mφとGL+31.5mから37.5m区間においてスムーズに筒身径を変化させることで、強度と経済性をバランスさせた構造としました。また、煙突のGL+約44.0mの位置に、排ガス計測用ノズルの大型メンテナンスエリアを設けました。
建設工事では、大ブロックによる架設が可能な大型クローラークレーン工法を採用し、安全作業ならびに工期短縮を図りました。

日揮株式会社 仙台港バイオマスパワー発電所建設プロジェクト
客先
日揮株式会社
工事名称
仙台港バイオマスパワー発電所建設プロジェクト
完成年月日
2023年9月30日

諸元

煙突形式 鋼製自立型
煙突高さ GL+80m
筒身径 放出部 3.40mφ,一般部 3.55mφ~6.00mφ(鋼板内径)
塗装仕様 ポリウレタン樹脂系
筒内ライニング仕様 高強度ポルトランドセメント系耐酸キャスタブル 50mm
付帯設備 航空障害灯、垂直梯子、メンテナンス歩廊
架設工法 大型クローラークレーン工法

ギャラリー

煙突全景
クローラークレーン架設状況
筒身構内横持状況

三菱重工グループの実績